目次
目の下の脱脂後に起こり得る、最も避けるべきデメリット
経結膜脱脂法のデメリットがあるとしたら、不完全な方法で行った場合、シワ・たるみの修正に余計な費用や時間がかかってしまうことです。
例えば、脱脂のみを行った場合、不完全な仕上がりになり、後から追加治療が必要になるというデメリットがあり得ます。
再脱脂は、癒着のために取り残しのリスクや腫れや内出血も起こりやすいため、初回治療できれいに仕上げるのがベストです。
その他、目の下の脂肪の量が重度の方で、脱脂後に皮膚が余ることが予想される場合には、頬のグロースファクターが必要になることがあります。
もし、そちらを行わないと、後で追加治療が必要になることがあるというデメリットがあります。
以下、その他の一般的デメリット・リスクなどについて解説いたします。
経結膜脱脂法のダウンタイムについて
こちらはデメリットというよりは、一時的な副作用です。
術後の内出血は約30%、腫れは約100%の方に出ます。
内出血や腫れによるデメリットを最小限にするためには、ゆっくり帰っていただいて、ゆっくり過ごしていただくことが大事です。
その他、立った状態でのうつむき姿勢や力を入れたりすると、内出血が出たり、腫れがひどくなるというデメリットが起こります。
目の下の脱脂の術中・術後の痛みによるデメリットはあるのか?
目の下の脱脂の術中は、引っ張られ感覚や押されたりする感覚はありますが、痛みが問題になったことはありません。
麻酔は、最初に少しぐっと押されたり、チクッとしたりはありますが、事前に目薬の麻酔をしてから行うので、涙が出るほどではありません。
脱脂の術後は、軽度の違和感が1週間くらいある場合があります。
敏感な方は、1か月程度、目を強く閉じた時に違和感や軽い痛みがある場合もありますが稀です。
そのため、痛みに関しては、デメリットというほどではないと考えます。
脱脂後に起こりうる、シワ・たるみによるデメリット
脱脂後には、小ジワやシワ・たるみが出るというデメリットが生じる可能性があります。
これらは、目の下の膨らみが多い方、日焼けや加齢により皮膚の弾力が少なくなっている方に出やすいです。
術後は小ジワ予防のために保湿をお勧めします。
なお、前述の通り、術後のシワ・たるみは、脱脂前にはなかった悩みであり、いくら目の下のクマが取れても、これが起こると、新たな悩みが出ることになります。
つまり、デメリットとなり得ます。
そのためにも、事前にどのような治療方法が合っているかを考えることが重要です。
もしご希望があれば、当HPのお問い合わせからお写真を送っていただければ、適した治療法について無料でご相談されるとも可能です。
脱脂以外にもグロースファクターの注射のみの治療が向いていることがあります。
脱脂後に窪んでしまうというデメリットはありえるか?
当院で脱脂後にくぼみで困ったということはほとんどありません。
元々くぼみが深い方では追加修正を行う可能性はありますが、当院では他院様の修正治療を行っているくらいなので、問題ないです。
そのため、脱脂後の目の下のくぼみに関しては、大きなデメリットと言うほどのことではないと思います。
実際には、グロースファクターの追加を受けられる方は、ごくわずかなシワの修正だったりすることがほとんどです。
理論上起こり得る脱脂のデメリット
脱脂により眼球に問題が起こったことは当院ではありません。
脱脂は、下まぶたの余分な脂肪を取るだけで、眼球自体には操作は及びません。
そのため、後遺症に関するデメリットというのは、可能性はゼロとは言いませんが、極めて低いと考えます。
脱脂で失敗するというデメリットはあるか?
これまで、当院では、明らかな失敗はありませんでした。
起こり得るリスクを事前に見積もり、それに対して最大限のことをすれば、ご満足いただける結果が得られると考えます。
脱脂をしないことによるデメリットはあるか?
逆に、脱脂をしない場合のデメリットはあるでしょうか?
脱脂を受けられた方々の体験談を見ていただくと、「意外とたいしたことなく終わった」「鏡を見るのが苦痛じゃなくなった」「気持ちが明るくなった」などのメリットを書かれている方も多いです。
また、「こんなに簡単に治るなら、もっと早くやっておけばよかった」とおっしゃる方もいます。
しかし、多くの方は、美容クリニックを受診するのもほとんどという方も多いです。
メール相談も、ご自分のお写真を送るのは勇気がいると思います。
治療しないことによるデメリットがあるとしたら、早く治療しないことにより、それまでの間の時間がもったいないことくらいでしょうか。
しかし、目の下のクマは、病気ではないので、急いで治療すべきものではありません。
ご納得いただける結果を得るためにも、複数のクリニックの症例写真を多くご覧になり、じっくりと検討されるこをお勧めいたします。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
次をクリックしていただくと、セルフチェックのページに移動します。
関連記事
他院の目の下の「脱脂のみ」で窪みが残った場合、修正できるか?