グロースファクターと水光注射の違いは、深さと量
グロースファクター注入療法と水光注射(グロースファクターマイクロインジェクション)の大きな違いは、一言で言うと、注入する深さと量が違います。
また、水光注射は、通常のグロースファクターよりも広く注射することが多いです。
水光注射の効果は「小ジワ改善」
水光注射は、浅いところにグロースファクターを広く浅く、均一に注入することで、小ジワやキメの改善効果があります。
ただし、単位面積あたりの量は、通常のグロースファクターよりも少ないため、一度できてしまった深いシワをなくすほどの効果はありません。
例えば、通常のグロースファクターは、ほうれい線を1回の治療で改善することが可能ですが、水光注射は1回のみではほとんど写真上の変化は得られません。
水光注射が向ている方
水光注射は、顔全体などの広範囲をお試しで施術されたい方やシワやくぼみがなく小ジワのみがある方に向いています。
一方、グロースファクター注入療法では、法令線や目の下といった部位ごとのしっかりとした治療を行い、明らかに目に見える改善が期待できます。
顔全体(目の下・頬・法令線・口角)に通常のグロースファクターを打つと、たるみが元々ある方は、1回でかなりの変化があります。
しかし、実際には「顔全体を良くしたいけど、あまり周りに気づかれないほどほどの変化」をご希望の方もいらっしゃいます。
そういう方には、グロースファクターの水光注射がお勧めです。
水光注射は、3か月以上の間隔を空けて、様子を見ながら数回繰り返し打つことで、効果が蓄積されます。
グロースファクターは半年かけて徐々に結果が出ますが、水光注射は分割して行うので、さらにゆっくりと変化させることができます。
しっかりとした効果を目指すのであれば、通常のグロースファクターがお勧め
水光注射は、繰り返し行えば最終的には通常のグロースファクターと同じゴールに到達できると考えます。
しかし、実際は、しっかりとした改善を目指す方が多いため、通常のグロースファクターを受けられる方が多いです。
その理由としては、回数が読めないことと、最終的には水光注射の方が、費用として割高になるためです。
水光注射のダウンタイムはほとんどないことが多い
グロースファクターは腫れ・内出血などのダウンタイムがほとんどないことが多いです。
ただし、血が出やすい方は、多少内出血が目立つこともあります。
その他、目の下や頸部などは比較的内出血が目立ちやすいです。
内出血は通常1週間から10日ほどで引いていきます。
したがって、全くダウンタイムがゼロというわけではありません。
他院様の水光注射との違い
他院様での水光注射は、ヒアルロン酸を中心に、ボトックス・プラセンタ・アミノ酸などを打つことが一般的です。
ヒアルロン酸は、水分を引き寄せるので、潤いを出す効果があります。
しかし、これらはいずれ代謝されてしまうので、比較的短期間で繰り返し打ち続ける必要があります。
当院における「グロースファクターの水光注射」は効果が長期にわたり維持されます。