グロースファクターによるほうれい線治療を受けられたモニターの方です。
こちらの方は、約2年半ほど前に、当院にて「目の下のたるみ・クマ治療(経結膜脱脂+グロースファクター)」治療を受けられたことがあります。
6か月後・・・きれいになっていますね。
ご本人様は、「元気になった感じがする」とおっしゃっていました。
ちなみに、こちらの方は3ヵ月後の時点で少量追加投与を受けられています。
8か月後・・・
小鼻の横あたりにしこりのようなものが生じているとのことでした。
見た目には分からないそうですが、少し強めに押しながら触れると、一部だけ他の部分と硬さが違うことが分かるとのことでした。
ご自身でお顔のツボ押しをされている際に気づかれたそうです。
「何か悪い物である可能性や、今後盛り上がってきたりする可能性はありますでしょうか?」というご質問をいただきました。
こちらの方は、2年半前に当院で脱脂+グロースファクターを受けられ、その後は特に問題ありませんでした。
その上で、今回法令線治療を希望されています。
当院ではグロースファクターでこれまでしこり等の問題がなかったということもご承知でしたが、他院様では同様の治療で色々とトラブルがあるような情報を見聞きされ、少し不安を感じられているとのことでした。
当院のグロースファクター治療後に注入箇所が膨らみ続けていくことは、これまでありませんでした。
この時点において、目の下は、治療から8か月経過していましたが、特に増大しているということはありません。
また、以前の目の下のグロースファクター治療後の箇所にしこりなどが生じていないことから、特に問題ないことが推察されることをお伝えいたしました。
9か月後・・・
しこりのようなものについては、「その後、気になる箇所を自分なりにマッサージしていたところ、少し柔らかい感触が戻ってきたこともあり、少しこのまま様子を見させていただきたいと考えています。」とのことでした。
グロースファクターによる治療後は、ご自身のコラーゲンが増えますが、こちらは、多少厚みを感じるリスクがあります。
しかし、マッサージにより、なじんでいったり、局所的なむくみが改善したりすることもあります。
なお、こちらの方は、元々頬の厚みがある程度おありでした。
つまり、頬の皮下脂肪の量が少し多めだと言えます。
その場合、「頬の厚みの影」が残ることで、法令線が少し残ったように見えてしまうことが多いです。
その場合のさらなる対処法はどのようにすればよいのでしょうか?
その詳細については、以下をご覧下さい。
ほうれい線にできる影への5つの対処法【形成外科専門医が解説】
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