他院様で「脱脂のみ」を受けられた後に、当院で修正治療を受けていただくことが可能な時期について解説いたします。
他院様で脱脂のみを受けられた後に必要な治療間隔
他院様で「脱脂のみ」を受けられた後は、当院の治療まで3か月程度期間を空けていただいております。
これは、手術による腫れが引くまでの期間を考慮する必要があるためです。
完全に腫れが引かないと正確なくぼみの状態を把握でかねます。
ご心配のところ大変恐縮ですが、せめて脱脂後2か月後くらいの時点までお待ちいただき、一度お問い合わせフォームよりお写真をお送りいただければ幸いです。
ただし、腫れが引くまでの期間は多少個人差がありますので、腫れがある程度引いて、そこから変わらないようでしたら施術可能となります。
脱脂以外に注入治療も受けられている場合
なお、脱脂以外に注入治療も受けられている場合は、それぞれ以下のような対応が必要となります。
脂肪注入も受けられた場合
半年以降に当院の修正治療が可能となります。
ヒアルロン酸注入も受けられた場合
申し訳ありませんが、当院での治療をご希望でしたら、一度ヒアルロン酸は溶かしていただく必要があります。
ヒアルロン酸溶解注射により溶かしていただいた後1週間以上経ち、なおかつ内出血や腫れが引いていれば、当院での治療は可能になります。(もしヒアルロン酸溶解注射で内出血が出た場合、完全に引いてから治療を受けられた方がよいです。)
溶かされる場合は、入れてもらったクリニックが治療部位を把握しているためよいのですが、その他のクリニックでも可能な場合もあります。
なお、当院では溶かす治療はあいにく行っておりません。
ヒアルロン酸が入っている所は、本来の状態ではないため、どうしてもグロースファクターの注入量が控えめになってしまいます。
残っているヒアルロン酸が後で溶けると、その分くぼみやシワが後で出ることがあるためです。
その他、グロースファクターとヒアルロン酸との思わぬ反応により、しこりや凹凸が出ないとも限りません。
なお、ヒアルロン酸は、意外とダマになって残ることもあり、その場合何年も残ったりします。
以下に参考記事がありますので、よろしければご覧下さい。
【よくあるご質問】以前入れたヒアルロン酸は、脱脂前に溶かした方がいいですか?
涙袋にヒアルロン酸を入れていても目の下の脱脂は可能ですか?
ヒアルロン酸溶解注射について
溶かす注射薬は、ヒアルロニダーゼと呼ばれ、羊由来のものとヒト由来のものがあり、羊由来のものは比較的安価ですが、アレルギーやアナフィラキシーショックという副作用が報告されています。
アレルギーの可能性が低いヒト由来の方が安全です。
もし可能ならそちらを希望された方がよいと言えます。
ちなみに、アナフィラキシーショックとは、血圧低下、呼吸困難、意識がなくなるなどの症状があり、場合により呼吸停止・心停止などの重篤な症状も起こり得る危険な症状です。
前述の通り、ヒアルロン酸が残っているか分かりづらい場合であっても、できれば溶かせるだけ溶かして来ていただいた方がよいです。
その場合、断られることもありますが、「ダメもとでお願いします」と何とかお願いすれば溶かしてもらえたりします。
もし当院での治療をご希望でしたら、大変お手数ですが、「ヒアルロン酸溶解注射後1週間後以降」にお問い合わせよりお写真をお送りいただければ幸いです。(もし内出血が出た場合は、完全に引いてからお写真をお撮り下さい。)
どのように脱脂後の修正治療を行うのか?
他院様で脱脂後に残った凹凸の修正方法として、当院ではグロースファクター注入療法を行っております。
これは皮膚のハリを出すことでくぼみを治す方法です。
次の方は、他院様にて脱脂後に、当院にて目の下+頬のグロースファクターで修正治療を受けられた方です。
シミ・くすみにはメラフェードも併用されています。
治療法の詳細については、以下をご覧下さい。
脱脂後の目の下のクマ他院修正治療【取りすぎ・へこみ・窪み修正】
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【よくあるご質問】グロースファクターは、定期的に何度か注入しないとダメなのですか?
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