ネットの口コミなどを見て、経結膜脱脂法で「視力低下」が起こらないか心配されていますか?
結論から言いますと、そのようなことは起こり得ません。
この記事では、なぜそのような心配がないかを説明いたします。
このページの内容は次の通りです。
・経結膜脱脂法で視力低下は起こらない
・網膜や視神経に手術操作が及ぶことはない
・経結膜脱脂法は、下まぶたの脂肪を結膜側から取るだけの手術
経結膜脱脂手術で視力低下が起こることはない
経結膜脱脂手術では、クマの原因となる目の下の脂肪の余分な部分だけを取ります。
眼球自体を触ることはないので、目の機能や視力などに問題が起こることはありません。
そもそも、目の下の脂肪(眼窩脂肪)は眼球と骨との間にあり、クッションの役割をしています。
矢印のところが眼窩脂肪です。
脂肪は本来ここまでの位置です。
それよりも飛び出してくると、目の下が膨らんで見えます。
飛び出している余分な部分を取るときれいになります。
まぶたの裏側から取るので経結膜脱脂と呼ばれます。
目の下の脂肪の飛び出している余分な部分だけを取るのが経結膜脱脂法
この飛び出している部分は完全にクッションから外れた場所にあります。
当院では、飛び出しているところだけを丁寧に取っていきます。
これは爪で例えて言うと、伸びた白いところだけを除去するようなものです。
指そのものには影響はないということです。
指が動かなくなる、指の神経が鈍くなるなどはありません。
盲目的に爪切りでバチンとやるわけではないからです。
視力に関係する網膜や視神経は、経結膜脱脂法の手術操作をする場所から離れた場所にある
視力に関係するのは、網膜や視神経ですが、網膜は眼球内部の内側にあります。
視神経は、眼球の奥の方、裏側になります。
経結膜脱脂法では、眼窩脂肪を取るだけの手術なので、網膜や視神経に影響が出ることは、まずありません。
視力に問題がないかご不安な方へ
ご心配なお気持ちはよく分かります。
最初はとても不安ですよね。
当院における脱脂手術やグロースファクターで、起こり得るリスクの範囲外の失敗と言えるようなものはこれまでありませんでした。
脱脂の手技自体は形成外科専門医にとっては難しいものではありません。
実は、どれだけ丁寧に行うかが重要だと思います。
たしかに治療を受けられた皆様は、最初はご不安を抱えたまま受けられた方もいらっしゃいましたが、「意外とたいしたことなく終わった」とおっしゃっています。
ご参考までに、当院で治療を受けられた方々が送られてきた直筆のお手紙がこのページの下の方にございます。
よろしければ、ご覧ください。
関連するよくあるご質問
他院で目の下の「経結膜脱脂のみ」をして脂肪を取られ過ぎた場合、修正できますか?
脂肪は全部取ってしまうのでしょうか?窪んでしまわないか不安です。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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