グロースファクターは、皮膚のコラーゲンを増やす注射です。
コラーゲンが増えて皮膚のハリができると、目の下のクマやシワが改善します。
また、動かした時にもシワが寄りづらくなり、今後の老化の進展防止にも効果があります。
ヒアルロン酸とは違い、長期持続効果があり、繰り返しがほとんど不要です。
さて、グロースファクターにより、動かした時のマリオネットラインの出方を浅くすることは可能です。
グロースファクターにより皮膚のハリが出ることでシワが寄りづらくなります。
これは眉間のシワがグロースファクター治療後に動かしてもシワが寄りづらくなることと同じ原理です。
これを応用したものとしてえくぼ治療があります。
えくぼが出にくくなるように皮膚にピンポイントでハリを出すことで治療します。
力を入れた時にシワが出る場合、毎回同じところにシワができることが多いです。
そこは繰り返しシワが作られるうちにやがて癖になり、力を入れなくてもシワが寄るようになります。
そういった意味でも早めの治療は今後シワが深くならないための予防にもなります。
ただし、グロースファクターを行ってもボトックスとは異なり筋肉は動かせるので、力を強く入れた場合はある程度のシワは寄ります。
力を入れたときにだけ出るシワにはヒアルロン酸や糸によるリフト治療はあまり向いていません。
その理由は、これらの治療は皮膚そのものには変化は与えず、皮膚への支えを作ることでシワ・たるみを改善するものだからです。
マリオネットラインの治療例
施術前・・・比較的くっきりとゴルゴ線、ほうれい線、マリオネットラインがあります。
9ヵ月後・・・ゴルゴ線も目立たなくなりました
法令線・マリオネットラインもきれいになっています。
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【よくあるご質問】グロースファクターの「口角・マリオネットライン」を行うと口角が上がりますか?