半年は待っていただくのがお勧め
基本的には糸のリフト(スレッドリフト)後に脱脂を含めた目の下の治療はすぐに行うことは可能です。
ただし、目の下・頬に腫れが出ている場合は、腫れが引くまで待っていただいた方がよいです。
ちなみに、糸のリフトは物理的にたるんだ皮膚を持ち上げて、リフトアップさせる治療法です。
最終的には、重力の重みで徐々に戻ってきます。
注意すべきこととして、目の下の治療前に頬周辺を物理的に変形させると、本来の状態が分かりづらくなることがあります。
そうなってしまうと、本来グロースファクターを打つべき箇所が不明確になってしまいます。
そのため、可能であれば、糸の効果が切れてくる半年くらいはお待ちいただくことをお勧めいたします。
もし糸リフトによる効果が残った状態でグロースファクターを打った場合、糸の効果がなくなった後に頬のくぼみが生じて、グロースファクターの追加が必要なことがあり得ます。
糸リフト半年後における目の下の治療が問題ないとは限らないが、実際は問題ないことが多い
糸リフトの効果が完全に切れる時期というのは、時間が経たないと分からない部分があります。
数か月で切れることもあれば、1年以上かかることもあります。
しかし、実際のところ、糸リフトによる目の下・法令線を含めた中顔面への影響はごくわずかです。
と言いますのも、糸リフトはどちらかと言えば、口元もたるみ向けの治療だからです。(糸リフトの詳細≫)
そのため、ある程度糸リフトの効果が切れてきたところで目の下の治療を受けていただくのは、ほとんど問題ないと考えます。
できるだけ早めに目の下の治療を希望される場合
早めの目の下の治療をご希望ですか?
もし糸リフト後に早めに目の下の治療を受けられたい場合は、糸リフト治療前のお写真と比較することで、効果がどれくらい残っているかが推定できます。
もし以下のいずれかの場合は、目の下の治療は可能となります。
- ①糸による効果が完全に切れいている
- ②糸による効果が多少残っているが、目の下の治療にはほとんど影響ないレベル
- ③そもそも糸による効果がほとんどなかった
ちなみに、上記の③を判断するためには、糸リフト前とのお写真を比較する必要があります。
お写真を正確に比較するためには、同じ場所・同じ明るさ・同じカメラ・同じ角度で比較する必要があります。
もし可能であれば、何か治療を受けられる前には、ご自身で「お問い合わせ」にあるような方法でお写真を3方向で記録されておくと、後で何かあった時に役立つと思います。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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