実際にグロースファクター注入後の腫れはほとんどありません。
ただし、注射によるごくわずかな水分と針を刺すこと自体の刺激でごくわずかなむくみはあり得ます。
ただし、まれに腫れ(むくみ)が3か月くらい続いたという方もいらっしゃいます。
これは、注射の針の刺激や水分によるものです。
内出血は針穴程度のことが多いですが、血が出やすい方・止まりにくい方は、血豆や大きい青アザのように血液がたまることがあり得ます。
血液が多くたまると、腫れているように見えることがあります。
特に出血が多く出る場合は、注入時に血管に当たってしまうことが原因です。
注入直後にそのようなことがあった場合、適度な強さで圧迫止血を数分間行うようにしております。(場合によっては強く押されるように感じられるかもしれません)
この圧迫止血により、施術後に血液がたまるリスクを最小限にすることが可能です。
施術後に、重いものを持ったり、走ったりしないように気をつけていただければ、まず大丈夫だと考えられます。
まれに、帰られる際に電車に飛び乗った瞬間に内出血が出てしまった方や、施術当日の夜に間違ってお酒を飲んでしまって内出血が出た方がいらっしゃいます。
グロースファクター施術後は、1週間お酒、運動など体が温まることは控えていただいております。
これをしっかり守っていただいた方でこれまで腫れで問題となったことはまずありません。
出血は、針を刺す上では避けられないことです。
しかし、施術直後の圧迫止血や、施術後特に24時間以内は安静にしていただくことで、リスクは最小限にすることが可能です。
それでも血が出やすい方や、止まりにくい方、血をサラサラにするお薬を飲まれている方は、内出血のリスクは高まります。
グロースファクター施術後に腫れが出たという方のお写真を施術前と比較してみても、実際はむくみレベルだったりします。
症例写真の中には、グロースファクター施術後翌日~数日後のお写真を掲載しているものが一部ありますが、どちらかと言うと、水分が一時的に引いて、むしろ元に戻っている印象のことが多いと思います。
CASE1.
当院来院時・・・他院様にて脱脂を受けられた方です。
脂肪を取ったあとは特に注入治療はされていないそうです。
皮膚が薄いため、目の下がくぼんだ印象になっています。
当院でグロースファクターによる修正治療を受けられました。
施術直後・・・ポツポツと注射の跡があります。
ふわっと赤くなっているのは、冷やしたためで一時的なものです。
3日後・・・グロースファクターを注射する時はほとんど水分なので、3日後くらいには一度減ったように見えることもあります。
そこから徐々に皮膚のハリが出て、くぼみが目立たなくなっていきます。
最終結果が出るのは3~6ヵ月後です。
CASE2.
施術前・・・ほうれい線が下の方まであります。
施術直後・・・多少注射の跡があります。
翌日・・・腫れはほとんど気にならないレベルです。
このように、グロースファクターの効果は、3~6カ月かけて徐々に出てきますので、数日後は腫れているというよりは、むしろくぼみやシワが元に戻ったように見えることがあります。
ただし、内出血がひどく出た場合は、ふくらみになることもあります。
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