額・コメカミのグロースファクター注入療法を受けられたモニターの方です。
施術前・・・元々シワはありませんが、アトピー性皮膚炎のかゆみを抑えるためにグロースファクターを希望されました。
4か月後・・・皮膚のコラーゲンが増え、ステロイドで薄くなっていた皮膚が厚くなり、かゆみが軽減したそうです。
また、掻かなくなったことで色素沈着も減っています。
施術前・・・斜めから見た状態です。
4か月後・・・黒ずんだ印象が改善しています。
メラフェードは行っておりません。
施術前・・・反対側です。
4か月後・・・色調が明るくなっていますね。
ちなみに、グロースファクターによりアトピー性皮膚炎のかゆみが改善したという方は、他にも1名いらっしゃいました。
今回のモニターの方は、その記載をご覧になり、来院されました。
実際にこちらの方もかゆみが落ち着いたそうです。
その結果、皮膚をかいたことにより生じた色素沈着も落ち着いてきました。
本来、当院のグロースファクターは、アトピー性皮膚炎の改善のための治療ではありません。
しかし、もし症状が改善したとすれば、皮膚をかいたことで生じた肌あれが修復され、末梢神経への刺激が減ったことが考えらえれます。
実際に、本症例の方は、風が吹いただけでも額に刺激を感じられていたそうですが、その症状も落ち着いたそうです。
なお、こちらの方は、上記治療後半年経たないうちに追加治療を強く希望され、同部位に追加投与を受けられたという後日談があります。
凹凸のリスクがあるためお勧めしませんでしたが、結果的にやはりわずかな凹凸が生じたとの訴えがありました。(実際の凹凸はごくわずかで、特に暗めの部屋でそう見えるとのことでした。)
短期間の重複投与は、特に額のような骨がすぐ浅い部位では、凹凸のリスクがあります。
また、こちらの方は、皮膚がステロイドにより薄くなっていたことも凹凸のリスクに影響しています。
さらには、骨・筋肉・血管の凹凸が元々あった上(時間が経つと最初の状態を忘れてしまうことがあります)、色素沈着の残りにより、特に暗めの場所で凹凸が見えやすくなっていたと考えられます。
このことから、ステロイドの使用、色素沈着、短期間の重複投与、額への投与といったリスクファクターが重なると、凹凸が生じる確率が高くなると言えます。