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60代女性 眼瞼下垂手術

眼瞼下垂手術を受けられたモニターの方です。

 

 

ご相談内容としては、「額のシワが気になる。」とのことでした。

眼瞼下垂がおありの場合、どうしても額のシワが寄りがちになります。
その理由は、眼瞼下垂がある状態では目が開けづらくなっており、目を開けるために額の筋肉を使うからです。 

その場合、眼瞼下垂の治療をしないとなかなかシワが改善しません。

眼瞼下垂により額に力が入りやすくなっている状態が続く限りは、額のグロースファクターを行っても効果は限定的なことがあります。
その理由は、グロースファクターを注射しても、その水分が逃げて型崩れしやすいためです。

眼瞼下垂 | 症状・診断・原因・治療法について>>

 

 

術前・・・まぶたが下がっている状態です。

目を開けようとするあまり、眉毛を上げる癖が生じて、額にシワが寄ってしまっています。

 

 

術直後

 

 

1週間後・・・抜糸が終わった直後の状態です。

 

 

1か月後・・・わずかに腫れが残っています。

 

 

6か月後・・・上まぶたの二重の線のところを切開して、まぶたを上げるスジをキュッと寄せる処置を内部で行っています。(眼瞼挙筋腱膜短縮術)

また、上まぶたの余分な皮膚を適度にトリミングして、たるみを取っています。

これら内部と外部のダブルの処置により、まぶたが楽に開くようになり、すっきりとした若々しい印象になりました。

目が楽に開くようになったため、額のシワも自然に改善しています。

 

 

術前・・・斜めから見た状態です。

 

 

6か月後・・・見た目はあまり変化はなさそうですが、実はまぶたが楽に開くようになっています

 

 

術前・・・反対側です。

 

 

6か月後・・・自然な仕上がりですね。

 

 

6か月後・・・目を閉じた状態です。

キズ跡は二重の線に沿ってできていますので、あまり目立ちません。

当院では、眼瞼下垂の治療を行う際、あまりオーバーに矯正しすぎず、あくまで自然な仕上がりを目指すこととを心がけています。

 

 

 

眼瞼下垂の治療法では、まぶたを上げるスジが伸びているのを縮めます。
それにより、まぶたが楽にしっかりと開けられるようになります。

 

よくあるご質問

「目のくぼみ・まぶたのくぼみ」と「上まぶたのたるみ」の両方がある場合、どのような治療を受けるのがよいでしょうか?

どちらが根本的な原因かにもよります。

目の上のくぼみ・たるみ・眼瞼下垂のどの症状があるかを最初に見極める必要があります。
いずれかの要因または複数が関与していることがあります。

目の上のくぼみのみであれば、グロースファクターで比較的簡単に治療できますので、そちらを先に治療される方が多いです。
上まぶたのたるみ取り手術や眼瞼下垂手術は、1週間糸が付いた状態で過ごさないといけないという注意点があります。