レーザー・高周波・超音波(HIFU)などの照射治療による首のシワ・たるみ改善をご希望ですか?
レーザーなどの治療は、切らずに、あるいは注射なしで比較的気軽に首のシワ・たるみを治療できます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
レーザーと高周波・超音波の違い
レーザーは、光の方向性や波長がそろった特殊な「光」です。
高周波は電子レンジで温める時に使われるような「電磁波」です。
超音波は、聞こえない高さの「音」です。
いずれも最終的には皮膚に「熱」を与えます。
深さが異なり、レーザ<高周波<超音波の順番に深くなります。
サーマクール(高周波)やHIFU(超音波)などの治療機器の最深到達距離に近い3~4mmの深さでは、高周波よりも超音波の方が4~5倍強いです。
レーザーは、ごく表面のみにしか効きません。
レーザーなどの照射治療で、最も首のシワ・たるみに効果がある治療法は?
首のシワ・たるみ治療で、最も効果があるのは、手術で、次はスレッドリフトです。
HIFUによる首のシワ・たるみ治療について
なお、HIFUによる顔・首のシワ・たるみ治療について2年間の治療経過を調べた論文があります。
そちらの1年後の治療結果を見ても、首のシワ・たるみは、改善がはっきりとはしていません。
本当によく見ないと違いが分からないレベルです。
1年かけてその結果であれば、おそらく受けられたご本人も変化に気づきにくいと思います。
なお、HIFUを受けられた方が、「最初は良かったけど、後から元に戻った」というのは、最初のうちは熱による腫れ・むくみがあるために、良くなったように見えていた可能性があります。
その熱は徐々に冷めていきます。
特に直後には、改善したように思えるかもしれません。
しかし、それは実質的な効果ではありません。
また、強すぎる照射治療は、脂肪組織を破壊して、逆に皮膚が余って、たるみが悪化するリスクもあるので、注意が必要です。
RF(高周波)による首のシワ・たるみ治療の効果
RFは、HIFUよりは弱いものの、レーザーよりは深くまで深達します。
そのため、レーザーよりはRFの方が効果が高いと言えます。
次の写真は、STリファーム(高周波治療)による首のシワ・たるみの治療例です。(メーカー提供の症例写真)
レーザーによる首のシワ・たるみ治療について
レーザーによるシワ・たるみ治療は、2通りの方法があります。
- 面で全体的に照射して治療する方法
- フラクショナルレーザーにより点状に打つ方法
結論から言いますと、面で治療する方法は、西欧で多く行われている治療で、色素沈着が起こりやすい日本人の肌には合っていません。
フラクショナルレーザーは、フラクショナルレーザーは、細かいレーザー照射を剣山のようにたくさん打ち、何度か施術を繰り返して肌の再生力を利用してシワを減らす方法です。
凝固型のフラクショナルレーザーと蒸散型のフラクショナルレーザーがあります。
凝固型の方がマイルドで痛みなどが少ないです。
強すぎるフラクショナルレーザーの中には痛みを伴うものや、かさぶたや赤みが数日~1週間程度続くものもあります。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたのお顔のシワ・たるみの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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