眉間のヒアルロン酸を検討中ですか?
実は、眉間のヒアルロン酸は失明が最も起こりやすい場所の一つです。
もし行うとしたら、ここで解説する注意点について気をつける必要があります。
ぜひご覧下さい。
眉間のヒアルロン酸を行うべき場合とは?
眉間のヒアルロン酸は、ボトックスでどうしてもシワの折れ癖が取れない時に行います。
眉間のシワができる原因は、眉毛に沿って眉間を寄せる筋肉があるためです。
皮膚が薄くなると、シワが寄り、最終的には癖が残ってしまいます。
眉間のヒアルロン酸注入で注意すべき副作用・失敗とは?
以下の注意点があります。
失明のリスク
眉間は、鼻とともにヒアルロン酸注入で失明のリスクが最も高い部位の一つです。
ヒアルロン酸注入による失明の約1/3は眉間の注入で起こっています。
注入したヒアルロン酸が血管内に入ることで、網膜を栄養する血管の血流が途絶えることで、失明が起こります。
一旦失明が起こると、1時間から1.5時間以内に眼科医に治療してもらう必要がありますが、最終的には視力は戻らないことも多いです。
皮膚壊死のリスク
失明とともに、皮膚の栄養が途絶えると、皮膚が壊死を起こします。
失明とは異なり、壊死は部分的に起こることもあり、完全に皮膚がなくならずに済むこともあります。
失明や皮膚壊死を避けるには?
正しいヒアルロン酸注入方法で治療する
血管の塞栓を防ぐための方法は、以下の通りです。
- 小さい注射器・太めの先端が丸い針(カニューラ)を使用して、最小限の量を針を移動させながらゆっくり注入する
- エピネフリン入りの麻酔で血管を収縮させる
- 太い血管を指で圧迫して、つぶしながら注入する
ヒアルロン酸以外の方法を選ぶ
基本的に血管が詰まってしまう理由は、ヒアルロン酸がジェル状(半固体)だからです。
その他、脂肪注入やレディエッセでも失明や皮膚壊死は起こり得ます。
液体の注入ではそのようなことは起こりません。
そのため、ボトックスやグロースファクター、PRPであれば安全です。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
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