目の下のクマ治療の料金・費用を最小限にする方法を知りたいですか?
ここでは、いかにして失敗を避け、無駄な出費を抑えるかを解説いたします。
と言いますのも、当院には他院様で治療を受けられた方々が修正治療を求めて来られることがあります。
そういった方々は、多くの料金を支払われた上で、結果が思わしくなかったりするなどの大変な思いをされて、中には美容医療自体にトラウマを持たれている方もいらっしゃいます。
また、ご本人様も再度ゼロから治療をやり直しと言うことで、時間やダウンタイムもかかってしまうことは大変つらいことだと思います。
そういった方々からさらに当院で修正治療の料金をいただくのは、大変気の毒にも感じるほどです。
そこで、この記事をご覧の方々には、ぜひ1回で失敗することなく、きれいな目元を取り戻していただくことができますよう、そういう思いを込めてこの記事を書かせていただきました。
ぜひ少しでもご参考になれば幸いです。
目の下のクマ治療の相場(クマの種類別)
目の下のクマ・目の下のたるみを取る方法は、プチ整形から手術まで様々な方法があります。
クマの種類別に費用・相場の目安をピックアップしました。(あくまでも概算であり、例外もあり得ることにご注意下さい)
なお、下記は、1回の治療の費用になります。
治療の種類によっては、複数回の治療が必要になるものもあります。
黒クマ・赤クマ治療
ヒアルロン酸
数万円~20万円
ヒアルロン酸は、吸収されるため、繰り返しが必要なことが多いです。
PRP・wPRP
数万円~30万円
PRPは、1回の治療で結果を出せないことも多い治療法です。
平均何回くらいかかるかを確認した方がよいです。
グロースファクター
数万円~30万円
当院の料金はこちらです。
当院のグロースファクターでは、通常は1回で満足な結果になることが多く、元々たるみがない場合を除いて、全く変わらないということは普通はありません。
ただし、わずかに控えめな感じに仕上がることはあり得ます。
その場合、ご希望によっては、追加治療が必要になる可能性はあります。
逆にそれのほうが自然でいいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、どこまで改善を希望されるかにもよります。
統計を取ると、追加される方は全体の約20%です。
そういった方々は、元々シワやくぼみが深い方だったりすることが多いです。
追加料金は、各部位のグロースファクターの正規料金の半額以下の量や範囲に応じた料金とさせていただいております。 (グロースファクターについて>>)
リジュランi(サーモン注射)
数万円
こちらは再生医療系の治療ですので、こちらの治療を受けられた後に当院でのグロースファクターによる修正治療を受けられる場合は、最低半年の間隔を空ける必要があります。
経結膜脱脂法
20万~40万円(経結膜脱脂法について>>)
ハムラ法・裏ハムラ
30万~50万円
脂肪注入
10万~40万円
こちらの治療を受けられた後に当院でのグロースファクターによる修正治療を受けられる場合は、最低半年の間隔を空ける必要があります。
理由としては、脂肪注入とグロースファクターの同時治療はしこりの原因となるためです。(脂肪注入について>>)
サーマクールアイ
5~20万円
照射治療は、1回の治療でコラーゲンが増える量が少ないので、複数回の治療が必要です。(照射治療による顔のたるみ治療について>>)
線維芽細胞療法
10~200万円
こちらは再生医療系の治療ですので、こちらの治療を受けられた後に当院でのグロースファクターによる修正治療を受けられる場合は、最低半年の間隔を空ける必要があります。(自家培養線維芽細胞療法について>>)
青クマ・小ジワ治療
炭酸メソ
1~数万円
一定の改善効果を得るには、複数回の治療が必要です。(炭酸メソの詳細>>)
茶クマ治療
茶クマ治療は、シミ・くすみの種類を見極めた上で治療する必要があります。(シミ・くすみの種類・治療法の選択方法の詳細>>)
メラフェード
5万円
メラフェードは、シミ・くすみ小ジワに幅広く有効です。
シミ・くすみが濃い方は2セットから3セットの治療を様子を見ながら行います。(メラフェードの詳細>>)
レーザートーニング
1~数万円
レーザートーニングは複数回の治療が必要で、日光によるシミ・そばかすは治療対象外です。(レーザートーニングの詳細>>)
ルビーレーザー・YAGレーザー
数千円~1万円
シミ用レーザーは、シミの種類によっては複数回の治療が必要になります。(シミ用レーザーの詳細>>)
フォトフェイシャル
数千円~1万円
フォトフェイシャルは、複数回の治療が必要で、炎症後色素沈着や肝斑は治療対象外です。(フォトフェイシャルの詳細>>)
ケミカルピーリング
数千円~1万円
シミの治療効果は弱めで、複数回の治療が必要です。
目の下のクマ治療にかかる料金を最小限にする簡単な3つの方法
次に、「クマ治療の料金を最小限にする3つの方法」をステップ形式でご説明いたします。
1. クマの種類を確認し、治療法を選ぶ
ご自身の目の下のクマの種類をチェックする方法
クマの種類によって、治療内容が変わってきます。
例えば、茶クマ(シミ・くすみ)のみであれば、他の種類のクマに比べると、料金は控えめで済みます。(数万円程度)
ただし、シミ・くすみ治療でも、診断をきちんとせずに無効な治療法を選ぶと、治療費が無駄になってしまいます。
例えば、肝斑やADMといったシミがある方で、「フォトフェイシャルを勧められ、何回も治療したものの、効果がなかった」というようなことが実際にあります。
目の下のクマ・たるみの治療法を調べる
目の下のクマ・たるみの治療法は、ネットで検索すると、いろいろ出てきますよね。
あなたのクマに本当に合う方法はどれかを探し当てるのは困難です。
まずは各治療法のメリット・デメリット・繰り返しが必要かなどをご確認下さい。
2. 費用の確認
治療にかかる費用をチェックする
HPや広告に載っている費用が、
①総額なのか(麻酔代、薬剤代などのオプションにより上乗せされることはにないか?)
②他の治療法を提示されることにより料金が高くなったりはしないか?
について確認して下さい。
メール相談またはカウンセリングを複数のクリニックで受ける
続いては、できれば複数のクリニックでメール相談またはカウンセリングを受けます。
初診料の問題もあるので、無料メール相談などを利用されるのがよいかもしれません。
「失敗しないかどうかを事前に予測できる3つの質問」については以下をご覧下さい。
目の下のたるみ取り | あなたにとっての名医を見つける3つの質問
3. 修正治療や長期維持にかかる費用を確認する
万が一失敗した場合に修正費用がかかるかどうかを確認する
こちらは、あってほしくないですが、確認することはとても重要です。
特にこれまでどのような修正例があったかを、その経過や費用も含めて確認するとよいと考えます。
長期維持にかかる費用を確認する
治療は1回行ってうまくいったとしても、ヒアルロン酸のように時間とともに吸収されることで、繰り返し治療を受け続ける必要があるものも多いです。
長期的な費用も必ず確認しておきましょう。
修正治療が必要になるとこんなに費用がかかってしまう
当院では、他院様にて治療を受けられた方々の修正治療も行っています。
そのような方々を拝見すると、初回治療で多くの費用を払われていることもあります。
例1
他院様で1年前に「控えめに」脱脂のみを受けられた30代女性の方
⇒ふくらみとくぼみが残っており、当院で右側のみの再脱脂を希望
⇒後日、再修正治療のため、目の下・頬のグロースファクター
解説
初回に「脱脂+グロースファクター」を受けられる場合に比べて約30~40万円費用が多くかかっています。
特に「脱脂のみ」を行う場合、控えめに行う必要があることから、脂肪やくぼみが残りやすくなることで、後から修正治療を受けられる方が多い傾向にあります。
また、こちらの方は、修正治療ではグロースファクターに抵抗を示され、片側の脱脂のみを強く希望された結果、結局グロースファクターによる治療が必要となりました。
このことから、修正治療においても、根本的に治療する方法を選んだ方が、かかる費用と時間が最小限で済むと考えます。
例2
7年前に他院様にて「脱脂のみ」を行い、数か月前に別なクリニックでヒアルロン酸注入を目の下に受けられた30代女性の方
⇒当院で「目の下+頬のグロースファクター」による修正治療
解説
初回に「脱脂+グロースファクター」を受けられる場合に比べて約30~40万円費用が多くかかっています。
また、ヒアルロン酸注入は効果が一時的で、長期維持には向いていないことに注意が必要です。
このように、修正治療は大変で、時間や費用もかかってしまいます。
何よりも、思った結果にならなかったことによる精神的なダメージも大きいです。
目の下のクマ・たるみ治療で後悔されたくない方のご参考になるようにと思い、以下の記事を書かせていただきました。。。
よろしければ以下をご覧下さい。
目の下の脱脂で後悔した方のパターンの分析から得られる失敗学
まとめ
目の下のクマ治療にかかる料金を最小限にするためには、クマの種類や目の下のたるみの程度を把握した上で、最良の治療を選択し、1回で仕上げることが重要です。
あなたが、目の下のお悩みから少しでも解放される一助になれば幸いです。
よろしければ診断ツールをご利用ください
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