体重の変化が顔に及ぼす影響について知りたいですか?
実は、体重の増減により影響がある部位とあまりない部位があります。
例えば、目の下の脂肪は、それほど影響を変化を受けません。
つまり、体重の増減があっても、目の下のクマはそれほど悪化したりなどはありません。
逆に、体重が増えることにより、脂肪の重みでたるみが増すこともあります。
また、頬の脂肪が増えると逆にハリが出ることもあります。
ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
体重の増減による目の下への影響について
目の下の脂肪自体は体重の変化の影響を受けない
目の下の脂肪(眼窩脂肪)は、ダイエットをしても減りません。眼窩脂肪は、体脂肪とは代謝が異なるためです。
逆に体重が増えても、眼窩脂肪は増えたりはしません。
目の下の脂肪(眼窩脂肪)とは?【図を用いてくわしく解説】
体重が増えることで、目の下のたるみが目立ちにくくなることがある
体重増加により頬の皮下脂肪が増えると、頬のくぼみだけではなく、目の下のたるみが目立ちにくくなることがあります。(ただし、特に≒根が高い方の中には、体重増加後に目の下のくぼみが目立つようになることがまれにあります。)
また、急な体重減少により頬のくぼみと目の下のたるみが出てくることがあります。
目の下のたるみがひどく見える8つの原因と各解消法
体重の増減によるたるみジワへの影響
体重増加によるたるみ・シワへの影響
体重増加などにより脂肪の重みが増えることで、重力の負荷が増え、シワが深くなることがあります。
逆に体重が増えても、特に口周りは、脂肪による重みで負荷が増えることで、シワが増えることがあります。
次の方は、①グロースファクターによるほうれい線のシワ治療、②メラフェードによるシミ・くすみ治療を受けられた方です。
11か月後・・・ほうれい線は改善していますが、11か月間で体重が4kg増えたため、その分マリオネットラインが多少深くなっています。
詳細な経過>>
シワができる原因
皮膚のコラーゲンが減ることで支えが失われ、さらに重力の影響により、ほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインなどにシワができます。
シワができるところにはじん帯による皮膚と深部との結合による壁があり、そこでたるんだ皮膚がせき止められます。
また、重みがかかる部位のコラーゲン量が少ないことでシワが発生しやすくなります。
顔のシワ治療総論【顔のシワを改善する前に知っておくべき知識】
脂肪が減るとシワ・たるみが増える
ダイエットや自然な体重減少により脂肪が減ると、皮膚が余ってたるみが生じることで、シワ・たるみが悪化することがあります。
その他、脂肪溶解注射で急激に脂肪が減ると、皮膚が余ってたるみが生じることで、シワやたるみが増えることがあります。
これは特に皮膚の弾力が低下している方で見られる現象です。
そのため、脂肪溶解注射によるたるみ治療は、皮膚の弾力が低下している方はリスクを伴います。
また、若い方でも将来的にシワやたるみが早く出現するリスクを高める可能性があります。
【よくあるご質問】口周りの脂肪には脂肪溶解注射が効果的なのでしょうか?
口元のたるみの原因とは?【画像とともに解説】
体重減少により頬のこけが悪化する
頬のこけは体重が増加することで影響を受けます。
治療の経過中に体重増加があった方の例です(頬のこけが改善しています)。
https://www.ft-bc.jp/12192973500-2/
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたのお顔のシワ・たるみの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
次をクリックしていただくと、セルフチェックのページに移動します。
関連記事
顔のシワ・たるみ【シワ・たるみ専門-二子玉川美容外科クリニック】
【顔の脂肪の厚みの平均を知りたい!】安全に減らせる限界とは?