これまで20代から80代までの幅広い年齢の方が受けられていますが、「気になったら」受けて下さいとお答えしています。
シワ・たるみが出る年齢は、遺伝や生活習慣(紫外線、喫煙、食事、ストレスなど)により個人差が大きいです。
皮膚の老化のほとんどは外的要因、つまり紫外線によると言われています。
そのため年齢が上がるほど老化によるコラーゲンの減少、つまり皮膚のたるみが顕著であると言えます。
もちろん内的要因、つまり皮膚のコラーゲンの生産能力が年々低下することも皮膚の老化に関わっています。
くっきりとできたシワを放置しすぎると、折れ癖がついてしまい、グロースファクターによる治療後も多少跡が残ることがあります。
そういう意味では、治療のタイミングとしてはコラーゲン減少が比較的目立ってくると言われる40代くらいがよいのかもしれません。
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あいにくシワを放置しすぎると、シワが癖になってしまうことがあります。
軽度の癖であれば、多少は改善できますが、本格的に深くなりすぎてしまうと、治療の手段がなくなってしまいます。
「折れ癖」は、コラーゲン線維が壊れてなくなってしまった状態です。
なくなったコラーゲンはどのような方法でも回復させることはできません。
コピー用紙の折れ癖にアイロンをかけても元に戻らないのと同じです。
また、たるみが進行しすぎると、いざ治療しても伸びた皮膚は元に戻らなくなります。
早めの治療により、たるみを予防できると考えます。
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