脱脂の際の麻酔は、まず目薬の麻酔をします。
これは、まぶたの裏側にポタポタと垂らすだけです。
これだけでもある程度表面に麻酔が効きます。
目薬の麻酔を30秒以上して十分に効かせてから麻酔の注射をします。
注射もまぶたの裏側にします。
麻酔の注射は非常に細い針なので、グッと押される感じだけであまり痛くないと思います。
もし痛みに弱い方や特に心配な方は、事前におっしゃっていただければ、目薬の量や効かせる時間を長めにすることも可能です。
あと、手術中も何かあったらご遠慮なくおっしゃってください。
ほんのちょっとでもピリッとすることがあれば、手を止めて、麻酔を追加したりして対処いたします。
グロースファクターは、目の下の場合は冷やしながら行いますが、ほとんど痛くなかったという感想の方が大半だと思います。
もちろん、人によっては痛みに敏感など個人差がありますので一概には言えませんが、グロースファクターは痛くないように様々な工夫をしております。
お薬自体にも痛くないように工夫をしていますし、痛み止めのボール(痛いときに握っていただくと痛みが和らぐものです)というのもありますので、チクチクする感じは多少あっても実際痛みはほとんどないと思います。
実際に目の下のグロースファクターをされて、痛みで涙を流される方はほとんどいらっしゃいません。
もしどうしても痛みがご不安でしたら冷やす時間を長くするなどいたしますので、ご希望があればご遠慮なくおっしゃってください。
なお、よく頂くご質問で、「脱脂の際に、目を圧迫することがあり、それがとても辛かったという事を聞きますが(違う病院でのことと思いますが)、こちらではどのようにされるのでしょうか?」というものがあります。
当院ではぐいぐい眼球を圧迫することはいたしません。
ちなみに、これは、脂肪が残っているかを判別するために行うようです。
当院では、もっと簡単な方法で脂肪が残っているかを判別する方法があります。
その方法で、ある程度脂肪を取るまでは寝た状態で確認し、ある程度取ったら、今度は体を起こして確認します。
そうやって、取りすぎないように、なおかつ取り残しがないように慎重に手術を進めていきます。
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