額やほうれい線、口角、眉間など特に動く場所は3日間できるだけ無表情で過ごしていただくことをお勧めします。
その理由は、グロースファクターは水分の状態で注射をするので、シワを寄せることで注射したものが逃げて型崩れすることがあるためです。
その場合、シワが多少残ることがあります。
では、水分が動くとはどの程度の動作を指すのでしょうか?
それは、大きな表情や反復する動きなどです。
例えば、大笑い、長電話などが該当します。
また、目の下、頬、こめかみはあまり動かない場所なので、それほど無表情を意識する必要はありません。
法令線だと、特に口周りの動く場所が残りやすい傾向にあります。
グロースファクターの追加投与を行った症例写真です。
CASE1.
施術前
3ヵ月後・・・口周りにシワが残っています。
この時点で追加投与を少量行っています。
6カ月後・・・きれいになりました。
CASE2.
施術前・・・比較的くっきりとした法令線があります。
メラフェードによるシミ治療も同時に受けられています。
3ヵ月後・・・だいぶ良くなっています。
この時点で法令線にグロースファクターを少量追加しています。
1年1ヵ月後・・・シワがさらに浅くなりました。