目の下のグロースファクターの注射範囲について
目の下のグロースファクターの注射範囲は、下の図の①の領域になります。
この範囲内に限り、目頭側・目尻側は注射範囲に含まれます。
ただし、⑤の領域は、目の下のグロースファクターの範囲外になります。
こちらは、「目尻のグロースファクター」の注射範囲になります。
ちなみに、②は頬、③は口角、④はコメカミ、⑤は目尻、⑥は目の上にそれぞれ該当します。
実際に注入を行う部位は、多少個人差があります。
つまり、くぼみの範囲や骨の隆起の範囲が異なるため、それに応じて注射するからです。
目の下の「目尻寄りの場所」へのグロースファクターについて
また、目の下の目尻寄りの場所については、笑った時の小ジワがひどい場合を除いては、くぼみがなければ、そこはほとんど注射しないことも多いです。
基本的には、そこはくぼみがないことが多いからです。
目の下のグロースファクターのリスクとして、重みが増すことでたるんだ皮膚が落ちて膨らみになるという危険性があります。(詳細≫)
そのリスクを最小限にするためにも、真顔の状態でくぼみがないところについては、特に目の下は、無理に注射しない方針です。
目尻の部位への治療の適否は、真顔の状態で判断する
笑った時にできる目尻のシワについては、真顔の状態で小ジワレベルであれば、メラフェードによる治療をお勧めしております。
グロースファクターは、真顔でもはっきりとしたシワが良い適応になります。
ただし、予防目的で早めに投与することも可能です。