小ジワでお悩みですか?
小ジワがあると、実はシミ・くすみとの重複によりくぼんで見えたり、元々あるシワが実際よりも深く見えたりすることがあります。
ですが、小ジワは、ある塗り薬のみでも意外と改善が可能です。
ここでは、小ジワの特徴や治療法について解説いたします。
小ジワを改善して、明るい未来を手に入れていただくきっかけになれば幸いです。
小ジワの原因について
小ジワはなぜできるのでしょうか?
小ジワは、主に加齢や紫外線が原因です。
皮膚のバリアの役割である表皮が乾燥などによりダメージを受けると、小ジワができます。
小ジワが起こるメカニズム
小ジワは表皮にできます。
表皮はサランラップくらいの薄さです。
真皮はある程度の厚みがあります。
真皮のコラーゲンが減ると、はっきりとしたシワができます。
紫外線や加齢の影響により表皮のサランラップが所々浮いてきます。
表情を出すと、浮いたサランラップに細かいシワが寄ります。
それが小ジワ・ちりめんジワです。
動かしているうちにその小ジワは固定されてきますと、以下のような状態になります。
また、目尻や口元などの動きが多い場所では、シワができやすいです。
小ジワは動かすうちに深いシワに進展します。
シワは放置すると、折れ癖になって、いざ治療しようとしても治らなくなることがあるので、注意が必要です。
小ジワの特徴について
季節や体調による変動がある
一般的に、小ジワには以下も影響します。
1.朝晩などの時間帯や季節・気候(特に乾燥)
2.疲労や体調による変化
そのため、治療後も多少症状に波が出ることがあります。
逆に未治療の方が、冬場に小ジワが気になったとしても、春になると気にならなくなることもあります。
小ジワの治療法について
ここでは、保湿以外の根本的な小ジワの治療法について解説いたします。(保湿の詳細>>)
結論として、まずメラフェード(塗り薬)のみを試されることをお勧めいたします。
さらに強力に小ジワを改善させるには、皮膚が伸びている場合、グロースファクター(注射によるシワ・たるみ治療)の併用が有効になります。
メラフェードによる小ジワ治療
メラフェードが小ジワにダイレクトに効く理由は?
メラフェード(塗り薬)は、皮膚表面の浅い層のコラーゲンを増やすことで、小ジワ改善効果が期待できます。
さらにシミ・くすみもきれいになるため、肌が明るく見える効果があります。
治療の原理としては、くすんで茶色くなり、所々浮いてきたサランラップが新品のものに貼り変わるイメージです。
メラフェードはどれくらいで結果が出るか?
メラフェードは、通常3か月くらい使用していただければ、写真上でも目に見えた結果が出ることが多いです。
メラフェードの詳細はこちら>>
メラフェードによる小ジワ治療例
以下の方々は、「メラフェードのみ」による治療を受けられています。
治療前(メイクあり)/メラフェード使用後4ヵ月後(メイクなし)・・・目尻の小ジワもきれいになっていますね。
詳細な経過>>
80代の方でこれまで何も治療をされていない方ですが、たったの1か月でシミが徐々に取れはじめ、目尻の小ジワも改善してきています。
詳細な経過>>
グロースファクター注入療法
グロースファクター注入療法は、注射によるシワ・たるみ治療です。
皮膚の主成分であるコラーゲンを復活させ、皮膚のハリやシワ・たるみを改善させます。
また、皮膚がたるんで小ジワが目立っている場合、グロースファクター注射後に皮膚のハリが出て、小ジワが目立たなくなる場合があります。
ただし、これは、頬などに「たるみにより毛穴がつぶれてできた小ジワ」がある場合に限られます。(参考:たるみ毛穴について>>)
その他のグロースファクターのメリットとして、グロースファクターを早めに受けていただくことで、小ジワがくっきりとしたシワや折れ癖に進展しないような予防効果もあると考えます。(グロースファクターの長期経過>>)
グロースファクター注入療法による小ジワ改善例
次の方は、グロースファクターのみによる治療を受けられており、メラフェードは使用されていません。
次の方は、経結膜脱脂手術後に小ジワの修正治療を受けられています。
多少深めの小ジワはグロースファクターを小ジワに1本1本ピンポイントで注射することで改善できます。
一般的に、もともと脂肪がかなり多めの方や、加齢・過剰な日焼けなどにより皮膚の弾力がない方は、脱脂後に小ジワが出やすい傾向があります。
グロースファクターによる小ジワ治療の詳細は以下をご覧下さい。
小ジワに対するグロースファクター注入療法
注意点:グロースファクター注入療法(シワ・たるみ治療)では、小ジワはあまり改善しない
通常は、グロースファクターによる治療を行っても、表面の細かい小ジワはあまり変化しません。
また、額などの狭い場所では、ふっくらとなることでたるみ小ジワが改善するのには限度があるため、多少小ジワが残ることがあります。
グロースファクターとメラフェードによる相乗効果
小ジワとシワ・たるみがおありの場合は、グロースファクターとメラフェードの併用がお勧めです。
メラフェードは、塗り薬なので、皮膚表面(表皮)をきれいにします。
一方、グロースファクターは、注射なので、比較的皮膚の深いところ(真皮:コラーゲンの層)に作用します。
そのため、浅いところと深いところを両方治療することで、相乗効果が期待できます。
こちらの詳細は、以下をご覧下さい。
メラフェードの併用(シワ・たるみ治療の仕上げについて)
グロースファクター+メラフェードの治療例
治療前・・・額にうっすらと横ジワがあります。
グロースファクターとメラフェードによる治療を受けられています。
6か月後・・・小ジワが目立たなくなりました。
詳細な経過>>
施術前・・・力を入れていない状態ですが、うっすらとシワが寄っています。
グロースファクターとメラフェードによる治療を受けられました。
4.5か月後・・・全体的にシワが改善しています。
詳細な経過>>
施術前/1か月後(右・拡大)・・・凹凸と小ジワが改善しています。
ただし、涙袋の立ち上がりの折れ癖は残りやすい傾向があります。
詳細な経過>>
施術前・・・①グロースファクターによるほうれい線、マリオネットラインのシワ治療、②メラフェードによるシミ治療を受けられています。
6か月後・・・全体的に肌にハリが出て、深いシワ・小ジワともにきれいになっています。
詳細な経過>>
小ジワ治療の注意点
小ジワは放置すると深くなり、放置しすぎて癖になったものは、いざ治療しても多少残ってしまうことがあります。
深くなりすぎないうちに治療するときれいに治る印象です。
(参考)「グロースファクターの水光注射」による小ジワ治療
水光注射は、ハンコ注射でグロースファクターを広く浅く注射する方法です。
グロースファクターは皮膚のコラーゲンを増やす効果があります。
これを浅い層に注射することで、表皮のコラーゲンを直接増やし、小ジワを改善することができます。
注意点:水光注射の効果は弱いため、繰り返しが必要
水光注射ではグロースファクターの注入量が少ないので、変化は写真で判別できる程度のものではなく、小ジワやキメの改善程度の効果のみになります。
もし明瞭なシワ・たるみも含めた改善をご希望でしたら、通常のグロースファクター(+メラフェード)をおすすめいたします。
なお、一度通常のグロースファクターを受けられた方は、水光注射はお勧めいたしません。
コラーゲンの増えすぎによるたるみ悪化のリスクがあるためです。
目の下へのグロースファクターの水光注射の事例
施術前・・・小ジワがある状態です。
小ジワは空気の乾燥、疲労などによって多少の変動があります。
まずはグロースファクターの水光注射による治療を受けられました。
1年後・・・小ジワが改善しています。
ここでさらに、通常の目の下・頬のグロースファクターを受けられました。
さらに1年後・・・さらに改善され、いい状態をキープし続けています。
詳細な経過>>
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