眼瞼下垂・まぶたが重い症状でお悩みですか?
ここでは、眼瞼下垂の症状・診断・原因・治療法などについて解説いたします。
ぜひ参考にしてみて下さい。
眼瞼下垂の症状
以下の症状がある方は眼瞼下垂かもしれません。
・まぶたが下がっている
・眉毛を挙げる癖がある(額にシワが寄る)
・前が見えにくい
・眠たそうな目と言われる
・肩・首筋がこる
・アゴを上げて前を見る癖がある
眼瞼下垂の進行度について
黒目が2mm以上隠れると眼瞼下垂の診断になります。
瞳孔が隠れていない場合は軽度になります。
瞳孔が隠れている範囲が0.5mm以内なら中等度、それ以上は重度になります。
眼瞼下垂が起こるメカニズム
まぶたを挙げる筋肉(眼瞼挙筋)は、目の奥の方にあります。
睫毛の根元に、「瞼板」というプラスチックの板のようなものがあります。
筋肉と瞼板の間には、「挙筋腱膜」というスジがあります。
筋肉がそのスジを介して、瞼板を持ち上げることによって目を開きます。
眼瞼下垂(腱膜性眼瞼下垂症)は、上記のスジが伸びたり切れたりすることによって起こります。
老化、ハードコンタクトレンズ、頻繁にこする癖(花粉症やアトピー性皮膚炎など)などが原因となります。
眼瞼下垂の方の特徴として、以下の症状が表れます。
・目が開けづらい⇒眉毛を上げる癖がある⇒目を開ける時に額にシワができる
・目の上のくぼみ(筋肉が頑張りすぎて、まぶたの脂肪まで引き込んでしまうため)
眼瞼下垂の治療法
・眼瞼下垂手術(挙筋前転法)
伸びて弱まった挙筋腱膜の代わりに挙筋腱膜とつながっている「眼窩隔膜」を使って瞼板と糸で縫合する手術です。