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  • 目の下のたるみ・クマ

青クマの原因・治療・自力ケアについて【形成外科専門医が解説】

 執筆者: 加治佐 卓也
医学博士・形成外科専門医

青クマで悩んでいますか?

青クマは、目の下の静脈が透けて見えている状態です。

「青いクマがあるせいで周りから疲れて見られる・・・」
「青いクマの原因は何?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?

また、「ネットに書かれている血流アップの方法を試してみたけど、あまり効果がなかった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、ある注射治療でコラーゲンを増やし、目の下の皮膚を厚くすれば、1回の治療で長期にわたり青クマは改善します。

その治療は、青クマだけではなく、目の下のくぼみやふくらみも同時に治せます。

「え?!どうしてそんなことができるのですか?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

では、実例の患者さまの例をお見せいたします。

グロースファクターのみによる青クマ治療例
元々青クマと黒クマがある方です。
半年後には、青クマと凹凸が改善しています。
この治療では、腫れはほとんど出ないので、割と気づかれにくいです。
目元が若々しく見えるようになると、気分も変わりますよね。
詳細な経過>>

施術名:グロースファクター注入療法

 

ここでは、青クマの見分け方、青クマの画像、原因、ご自分でできる対策、治療法について詳しく解説いたします。
ぜひ参考にしてみて下さい。

青クマ以外に「赤クマ」「黒クマ」でもお悩みで、全ての治療法を知りたい方は、「目の下のクマ・たるみを取る方法【あなたに適した方法の選び方】」をご覧下さい。

青クマの原因とは?

青いクマができる原因は、一体何でしょうか?

青クマの原因は、目の下の静脈が透けて見えるためです。

特に、元々皮膚が色白の方は、目の下の色が透けて見えやすい傾向にあります。

青クマは、以下の要因により変動します。

  • 疲労
  • 慢性消耗性疾患
  • むくみ

疲労により青クマが悪化した例です。
青クマが疲労により悪化した画像

特に目の下の脂肪による突出があると、血行不良になり、色が濃くなることがあります。

その他、「『脱脂のみ』を他院で行って、黒クマや赤クマは良くなったが、青クマ(および目の下のくぼみ)だけが残った」という方の修正治療の経験も当院にはあります。(目の下のクマの他院修正治療について≫

 

青クマ自体は病気ではないが、病気が隠れていることも

「慢性消耗性疾患で青クマが起こることがある」という報告があります。

青クマが慢性的にひどい方、長く続いている方は、健康診断を受けられることをお勧めいたします。

目の下のクマと病気の関係について≫

 

青クマの特徴・症状

青クマは、目の下の皮膚が青みがかって見えるのが特徴です。

青く見える範囲は、目の下の範囲のみにとどまることがほとんどで、頬にまで及ぶことは少ないです。
その理由は、頬の皮膚は厚みがあるため、静脈が透けて見えづらいためです。

目の下の脂肪が多い方だと、青以外にも赤く見えたり、黒く見えたりすることもあり、それらの色が混ざると、複雑な色調になります。

実は、目の下の毛細血管や筋肉の色などにより赤みが混ざることが多いため、純粋な「青クマ」というのは意外と少なく「紫クマ」(青寄りの紫であれば「青紫クマ」)として存在することの方が多いです。

紫クマについての詳細>>

青クマの画像

青クマは、他の色と混ざっていることが多いので、見分けるのは難しいことが多いです。
目の上の内側は他のクマの影響を受けることがないので、まずそこを見て、その色が目の下に連続しているかを見ると見分けやすいです。

青クマ 見分け方


次の方は、青クマが見られています。

青クマと茶クマの治療経過2
顔全体のグロースファクターにより、静脈の色が透けて見えづらくなっています。

 

施術名:グロースファクター注入療法

 

次の方は、脱脂+グロースファクターによる治療を受けられ、ご自宅でメラフェード(茶クマ治療の塗り薬)もご使用されています。

青クマ治療 前後比較
治療前/6か月後・・・凹凸と青クマが改善しています。

施術名:経結膜脱脂+グロースファクター 

 

青クマと茶クマの見分け方

以下のような質問があります。

「青クマと茶クマの見分け方はどのようにすればよいのでしょうか?」

茶クマは、シミ・くすみ(メラニン)が原因です。
簡単な方法として、目の下の皮膚を引っ張ってみると、シミ・くすみがあるかどうかが判別しやすくなります。(茶クマの詳細>>

茶クマと青クマ判定

また、斜めからの写真を屋外で撮影すると見分けが付きやすいです。

見分ける時の注意事項として、屋内の暗めの場所ですと分かりづらいです

次の方は、茶クマがある方です。
メラフェード(トレチノイン+ハイドロキノン)による治療を受けられました。

メラフェードによる茶クマ治療

 

青クマに有効な治療法は?

「青クマを治したい」と思っていますか?
実は、青クマは、各種のクマの中で、比較的治し方は簡単です。(目の下のたるみ・クマの治療方針の詳細>>

治療方法は、以下の通りになります。

まず、目の下に青クマがある方は、だいたい皮膚が薄く、静脈が透けて見えています。
したがって、グロースファクターのみによるクマ治療後により青クマがかなり改善される例が多いです。(目の下にある程度ふくらみがある場合は、経結膜脱脂法(脱脂)+グロースファクターがお勧めです。経結膜脱脂法は、目の下の余分な脂肪を取る手術です。
目の上の皮膚と同じくらいの色調は残ることもありますが、それでもメイクで隠れるくらいに落ち着くことが多いです。

経結膜脱脂法を行う際は、目の下のくぼみ治療として、グロースファクターも行うことも多いです。
つまり、目の下に凹凸がある方は、脱脂+グロースファクターを行うことで、一挙に3つのクマが改善できます。

次の方は、脱脂+グロースファクターによる改善例です。

脱脂+グロースファクターによる青クマ改善例'
施術前/6か月後・・・黒・赤・青クマが脱脂+グロースファクターにより改善しています。
詳細な経過>>

施術名:経結膜脱脂+グロースファクター 




グロースファクターのみでも赤・黒・青クマ3つを同時に改善可能です。

青クマ治療例
目の下のグロースファクターによる治療例
詳細な経過>>

施術名:グロースファクター注入療法

 

 

目の下のクマ・たるみを取る治療の費用について

当院では、以下の治療をご提案しております。
全て税込の料金になります。
初診料は別途かかります。(再診料は無料です。)

なお、色による目の下のクマの種類黒クマ赤クマ、青クマ)によっても治療法が変わってきます。
治療方針の考え方については、「目の下のクマ・たるみを取る方法【あなたに適した方法の選び方】」をご覧下さい。


・脱脂+ グロースファクター 398,000円



・目の下のグロースファクター 144,000円
 (こちらは目の下の脂肪の量が軽度の方のみが適応となります。詳細はこちら。)



・目の下のグロースファクター 144,000円
・頬のグロースファクター  186,000円
合計 330,000円



・脱脂+ グロースファクター 398,000円
・頬のグロースファクター  186,000円
合計 584,000円
(目の下の脂肪が多めの方は、こちらの適応になります)


 

経結膜脱脂法(脱脂)の危険性・リスク・副作用≫

グロースファクターの危険性・リスク・副作用≫(グロースファクターは細い注射針で施術しますが、内出血などのリスクがあります)

 

この青クマの対策は本当に青クマに有効?

HIFU(ハイフ)

超音波で筋膜を引き締める治療法です。
口元のたるみには有効ですが、目元のクマ改善にはあまり効果的ではありません。(HIFUなどの照射治療の詳細≫

ヒアルロン酸

目の下などの皮膚が薄い箇所では、ヒアルロン酸そのものが青く透けて見えるリスクがあります。
その他、ヒアルロン酸などの半固形物では、失明のリスクがまれにあります。(ヒアルロン酸注入の詳細≫

フラクショナルレーザーなどのレーザー治療

ニキビ跡などの凹凸には有効ですが、青クマや黒クマの改善にはあまり向いていません。

PRP

青クマに有効な注射治療です。
血液を加工して注射します。
注意点として、血液の状態や加工法によって効果にばらつきがあります。
つまり、複数回の治療を前提とすることが多いです。
そのため、費用もそれなりにかかると言えます。
PRPの詳細≫

炭酸ガスメソセラピー・炭酸メソ

炭酸ガス(二酸化炭素)を針で皮膚の中に注入する方法です。
小ジワには改善効果がありますが、複数回の治療が必要です。
凹凸(黒クマ)に関しては、改善効果は期待できません。
炭酸ガスメソセラピー・炭酸メソの詳細>>

青クマがどうしても消えない場合

「青クマがどうしても消えない」とお悩みですか?

その場合、特に目の下の脂肪によるふくらみが、皮膚の血流を妨げて、青クマを悪化させている可能性があります。
また、黒クマ・影クマ(目の下のふくらみ+くぼみ)により、青い色が暗くなることで、青クマが悪化して見えている可能性もあります。
目の下のふくらみ・くぼみに対しては、経結膜脱脂法を行うことで改善可能です。

 

特殊な青クマ:静脈が浮いている場合の改善は難しいこともある

目の下に静脈が浮いている場合は、グロースファクターを行っても完全に改善するのは難しいことがあります。


詳細な経過>>

なお、皮膚の色が白い方では、目の下の血管が見えることはまれではありません。
その場合もグロースファクターで色をぼかすことが可能です。

 

この青クマの対策は本当に青クマに有効?

青クマ対策をご自分でできないかとお探しですか?

ネットで検索すると、いろいろな方法が出てきます。

しかし、中には逆に青クマを悪化させることになりかねないものもあります。
例えば、血流を改善させようとして、マッサージをするという方法がありますが、マッサージで血流が改善するのはごく一時的です。
逆に、それにより色素沈着が起こる可能性があり、茶クマに悩む結果になりかねません。

青クマのセルフケアの詳細>>

また、クマには様々な種類がありますが、全般的に言えることとして、紫外線防止や食事・運動などの生活習慣の改善によるセルフケアはお勧めです。

 

なお、自力による対策では、なかなか青クマが治らないという方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方は、グロースファクターによる治療をご検討されてもよいかもしれません。
この治療は、1回の治療で長期改善効果があります。
青クマだけではなく、他のクマやシワなども治療できます。

 

関連するよくあるご質問

目の下の脂肪が出ていますが、目の下の皮膚の血流はうっ滞しているのでしょうか?

私の目の下のクマは「何クマ」ですか?  

 

よろしければ診断ツールをご利用ください

質問に答えていくタイプの診断ツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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青クマの関連記事

青クマの原因についての解説です。


青クマを1回で長期改善する方法については、こちらをご覧下さい。 


「青クマってどんな感じか画像を調べてみたい」という方は、こちらをご覧下さい。


ご自身で色々試してみたけど「青クマがどうしても消えない!」という方は、こちらをご覧下さい。


ネットに書かれている「青クマを自力で何とかする方法」の真偽などについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。


「このクマは茶クマか?青クマか?」については、こちらをご覧下さい。


 

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