目次
BNLSとは
BNLSは、植物由来の脂肪溶解注射の一種です。
脂肪溶解注射ではやりすぎるとシワ・たるみのリスクがあります。
直ちにシワが増えなかったとしても、近い将来にシワで困ることが考えられますので注意が必要です。
効果が出る時期と所要回数
1週間程度で結果が出ます。
ただし、劇的に減るわけではないので、2~5回の治療が必要になることがあります。
リスク・副作用
- 脂肪を減らしすぎると、皮膚が余り、かえってたるみが悪化することがあります。
- 感染・・・赤み・腫れ・痛み⇒抗生剤
- 内出血・・・1週間~10日くらい(まれに数週間~数か月)
- 腫れ:水分によるもの・・・数日で吸収される
非常にまれな副作用
ベーチェット病発症のリスク(HLA-B51陽性、結節性紅斑、アフタ潰瘍、ざ瘡様皮疹)
遺伝的素因とレンサ球菌による感染が示唆されています。
こちらは国内で1例のみ報告あり、ステロイド内服による治療し、数日で著明に改善が得られています。
ちなみに、その1例の報告例では、半年後にベーチェット病の再燃はなかったとのことです。
成分について
- ヒバマタ(海藻)抽出物 : 脂肪分解作用
- チロシン(アミノ酸):脂質代謝促進作用
- アデノシン三リン酸 :血管拡張作用
- アデノシンリン酸二ナトリウム :筋肉活動性促進作用、細胞機能促進作用
- セイヨウトチノキ(マロニエ): 抗炎症作用、浮腫抑制作用
- ペルシアグルミ(クルミ):血管保護作用、血液循環促進作用
- メチルプロパンジオール::有効成分の浸透性向上作用、保湿作用
- マンヌロン酸メチルシラノール :脂肪分解作用、抗炎症作用
- 水および塩化ナトリウム
他の脂肪分解溶液との違い
腫れがほとんど生じない
BNLSでは浮腫や熱感を伴いません。
迅速な効果
2-3日で脂肪量の変化を確認することができます。
治療間隔の短縮
BNLSの治療は1週間の間隔で行うことができます。(わずかな腫れを考慮して、1か月くらいの治療間隔を推奨いたします。)
過ごし方の注意点
内出血は起こったとしても1週間~10日くらいで消失します。 (期間には個人差あり)
・注射当日は注入部位に触れたり、こすったりしないで下さい。
・できるだけ翌朝まで洗顔や化粧はしないで下さい。
(注入した薬剤の移動を避けるため)
・ 飲酒・温泉・サウナは控えて下さい。 (1週間)
料金
料金は以下の通りです。
料金表
頬の脂肪溶解注射(BNLS)について
頬の脂肪を減らすことでたるみを改善したいとお考えですか?
実は、脂肪溶解注射ではなく頬のグロースファクターが向いていることもあります。
頬のグロースファクターは、頬のくぼみを改善させ、たるみを目立たなくさせます。
そもそも、頬が落ちてくる理由は、頬のコラーゲンが減少して、薄くなり、支えがなくなるからです。
ちなみに、コラーゲン減少は、おもに紫外線により酵素で分解されることによります。
口周りの脂肪溶解注射をご希望の方へ
BNLS(脂肪溶解注射)によりたるみが起きない範囲で慎重に脂肪を減らすことは可能です。
おそらく他院様で口周りのBNLSをお願いしたら、「はい、わかりました」とやってもらえるところも多いと思いますが、10年後、20年後のリスクまでは考えてくれるところはあまりないのではないでしょうか?
注意すべき点として、将来は必ず脂肪は減ってくるので、今脂肪を減らすと、将来こけて皮膚が余ってしまい、老けた印象になってしまうリスクがあります。
当院では皮膚のたるみをグロースファクターによりリフトアップさせることで解消し、脂肪溶解注射は結果的にお顔にはほとんど必要ないと考えております。
以下に詳細がございます。
よろしければご覧ください。
【よくあるご質問】口周りの脂肪には脂肪溶解注射が効果的なのでしょうか?
【よくあるご質問】口角のグロースファクターで頬の脂肪を増やしたり、こけた感じを改善できますか
【よくあるご質問】グロースファクターの「口角・マリオネットライン」を行うと口角が上がりますか?
あとは、口元のくすみが改善すると影が和らぐこともあります。
そちらは、メラフェードを選ばれる方が多いです。
力を入れた時だけに出るマリオネットラインはグロースファクターで改善可能ですか?>>
その他、お顔のボリュームはむくみの影響も受けますので、食事の塩分のコントロール(味の濃い食事を避ける)が有効なこともあります。
アゴ下の脂肪溶解注射をご希望の方へ
BNLSは3日ほどで効果が出ます。
効果は永続します。
ただ、複数回行う必要があるため、1週間以上の間隔を空けて通院していただく必要があります。
回数は様子を見ながら3~5回程度かかります。
リバウンドはありません。
所要時間は注射のみでしたら10分程度で終わります。
アゴ下、つまり唇の下付近のみの範囲でしたら、BNLSは66,000円です。
エラ近くまで含む「フェイスライン」の範囲(アゴ下含む)でしたら、BNLSは132,000円です。
BNLSは複数回、様子を見ながら施術していきます。
その他、頚部や口角のグロースファクターもアゴ下のたるみに有効です。
料金:
頚部のグロースファクター 259,000円
口角のグロースファクター 186,000円
下を向いたときのたるみは、目の下と同じく、紫外線などの影響により弾力が低下し、皮膚が伸びているために起こります。
それはグロースファクターではあまり改善できません。
脂肪溶解注射では、ボリュームは減らすことができ、主に正面を向いた時の変化が期待できます。
ただし、ボリュームが減ることで、皮膚が余り、下を向いたときはシワは悪化します。
アゴ下の脂肪が少なくBNLSをおすすめしない場合
アゴ下の脂肪がほとんどない場合は、あいにく脂肪溶解注射の適応ではありません。
もし治療を行っても、正面を向いた時の状態では変化に乏しい可能性が高いです。
それどころか、「下を向いた時のたるみ」にはむしろ逆効果になります。
また、一般的にBNLSは1回ではあまり見た目上の変化が起こるほど脂肪は減りません。
そのため、3~5回の治療を要します。
仮に複数回BNLSをされた場合、アゴ下の皮膚のたるみが悪化して、かえってトラブルの原因になることがあります。
また脂肪は将来的に減少していきますので、今脂肪を減らした場合、将来こけた状態になり困ることが考えられます。
アゴ下の脂肪が少なく皮膚のたるみ(口角の部位のたるみあり)がメインの場合
アゴ下の脂肪がほとんどない場合は、あいにく脂肪溶解注射の適応ではありません。
もし治療を行っても、正面を向いた時の状態では変化に乏しい可能性が高いです。
それどころか「下を向いた時のたるみ」にはむしろ逆効果になります。
また、一般的にBNLSは1回ではあまり見た目上の変化が起こるほど脂肪は減りません。
そのため、3~5回の治療を要します。
仮に複数回BNLSをされた場合、アゴ下の皮膚のたるみが悪化して、かえってトラブルの原因になると思います。
また脂肪は将来的に減少していきますので、今脂肪を減らした場合、将来こけた状態になり困ることが考えられます。
下を向いたときのアゴ下のたるみは、紫外線などの影響により皮膚の弾力が低下し、皮膚が伸びているために起こります。
お顔の皮膚は最終的にはアゴ下に流れていきます。
そのため、頸部やアゴ下のグロースファクターを口角のグロースファクターと併用することによりアゴのラインがシャープになることがあります。
ただし、皮膚自体がキュッと元の状態に引き締まるわけではないことをご了承下さい。
上記を行って改善するかどうかは、皮膚の弾力次第のところがあります。
また、グロースファクターを行うことで、コラーゲンが増えた分を支える皮膚の弾力がない方は、かえってシワ・たるみが増えるリスクもあります。
料金は以下の通りです。
頚部のグロースファクター 259,000円
アゴ下のグロースファクター 186,000円