笑った時の目の下のふくらみが気になっていますか?
もし笑った時に目の下がドーム状にぷっくり膨らむのであれば、経結膜脱脂法(脱脂)を受けられると改善することが大半です。
ここでは、わかりやすく画像により実例を解説いたします。
ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
笑った時に目の下がぷっくりとふくらむのは、目の下の脂肪が原因
にっこりと笑った時に目の下がふくらむのは、目の下の脂肪が飛び出してくることが原因であることがほとんどです。
「目の下の脂肪」は、眼球のクッションの役割をしています。
目の下の脂肪の詳細は以下をご覧下さい。
目の下の脂肪(眼窩脂肪)とは?【図を用いてくわしく解説】
「笑った時にできる目の下のふくらみ」をなくす方法
「笑った時にできる目の下のふくらみ」をなくす方法は大きく分けて2つあります。
- 手術による方法
- 注射による方法
手術による方法
こちらは経結膜脱脂法(脱脂)と呼ばれる、目の下のふくらみをまぶたの裏側から取る手術治療です。
手術といっても、大掛かりな手術ではないので、日帰りで意外とたいしたことなくできます。
詳細は以下をご覧下さい。
経結膜脱脂法【目の下のたるみ・クマ専門クリニックが解説】
注射のみによる治療
グロースファクターを注射することで、皮膚のコラーゲンを増やし、目の下のクマを改善させることができます。
グロースファクターとは、元々皮膚にあるタンパク質の一種です。
ただし、こちらを受けられるは目の下のふくらみの程度が中等度までの方に限られます。
グロースファクターのみによる「笑った時の目の下の膨らみ改善」については、以下をご覧下さい。
【検証】笑った時の目の下のたるみ・ふくらみが手術なしでも改善?>>
グロースファクターのみによる目の下のクマ治療の詳細は以下をご覧下さい。
手術しない目の下のクマ治療【本当の目の下の切らないたるみ取り】>>
治療法の選択については以下をご覧下さい。
あなたに適した目の下のクマ・たるみ治療の選び方>>
経結膜脱脂法による「笑った時にできる目の下のふくらみ」の治療例
以下、笑った時にふくらみができる方の経結膜脱脂法による治療例です。
皮膚の弾力や皮膚の伸び具合は個人差があり、それにより術後のシワの出具合に差が出ます。
また、メラフェード(シミ・くすみ・小ジワ用の塗り薬)までされている方は、仕上がりがよりきれいになっていると思います。
中には少しシワが残っているため、追加投与を行うとさらにきれいになると思われる例もありますが、あえて掲載していますので、そのあたりも踏まえてご覧いただければ幸いです。
なお、「詳細な経過>>」をクリックすると、治療経過を詳しく見ることができます。
例1
例2
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例5
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例7
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例9
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脱脂をしても、まれに眼輪筋の癖が残って、ふくらみができることがある
目の周りには、「眼輪筋」という、目をつぶる時に働く筋肉があります。
脱脂をした後に、笑った時の目の下の盛り上がり・ふくらみが残ることがごくまれにあります。
これは、脂肪の取り残しではなく、筋肉(眼輪筋)の癖によるものだと考えられます。
「脱脂+グロースファクター後」に「笑った時だけにできる目の下のふくらみ」が残った例
次の方は、脱脂後に右目の下に笑った時だけに出るふくらみが残った方です。
ちなみに、笑っていない時の状態は問題ありません。
強いご要望があり、再脱脂を行いましたが、やはり脂肪の残りはなく、右目の下の笑った時のふくらみは残っています。
このようなケースで再脱脂をされた方は、この方を含めて2例のみです。
他の解決手段として、
脱脂+グロースファクターと脱脂+脂肪注入の仕上がりの違いは?
ただ単に脱脂をすればよいというものではありません。
当院では、脱脂と併用して目の下(場合によっては頬も)のグロースファクターを行うことが大半です。
グロースファクターは、皮膚のハリを出し、目の下のくぼみを改善します。
では、グロースファクターと脂肪注入の仕上がりは何が違うのでしょうか?
実は、涙袋の立ち上がりのところの仕上がりが違います。
特に笑った時に違いが出ます。
脂肪注入のリスクは?
脂肪注入の場合、笑った時に頬の脂肪が盛り上がる一方、涙袋付近は皮膚が薄いままでくぼんで見えがちになります。
また、青クマが残っていると、余計にくぼんで見えてしまいます。(グロースファクターは、皮膚が厚くなることで、青クマ、つまり静脈が透けて見づらくなります。)
特に涙袋付近は、脂肪注入をしづらい場所です。
その理由は、皮膚が薄い場所なので、脂肪のような固体を注入すると、凹凸が目立ちやすくなるためです。
グロースファクターと脂肪注入との違い
目の下のくぼみへの脂肪注入の重大な3つの落とし穴とは?
脱脂のみだと、真顔での仕上がりでくぼみが残りやすい
また、「脱脂のみ」だと真顔でもくぼみが残りやすいのであまりお勧めいたしません。
「脱脂のみ」の詳細は以下をご覧下さい。
目の下の脱脂のみでは脂肪の取り加減はどうなる?【最善策を解説】
「笑った時にできる目の下のふくらみ」の個人差
以下の3パターンがあります。
- 真顔でふくらみあり+笑顔でふくらみあり
- 真顔でふくらみあり+笑顔でふくらみなし
- 真顔でふくらみなし+笑顔でふくらみあり
「笑った時にできる目の下のふくらみ」の特殊な例
笑った時に涙袋が脂肪と一体化してふくらむ方がいます。
この場合、脱脂により真顔・笑顔の両方で改善します。
また、涙袋が笑顔でふくらむものの、眼輪筋の癖によるものである場合があります。
この場合、脱脂をしても、真顔での改善は得られるものの、笑顔では涙袋のふくらみが残ってしまいます。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
次をクリックしていただくと、セルフチェックのページに移動します。
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