グロースファクターにより脂肪が増えるわけではないので、元々皮下脂肪が少ない方は、グロースファクター施術後でも、ボリューム不足のように見える傾向があります。
そのため、グロースファクターのみでは頬のこけの改善にはある程度限界があります。
なお、頬のこけは体重の増減の影響を受けます。
①目の下のクマ治療(経結膜脱脂+グロースファクター注入)、②顔全体のたるみ治療(頬・ほうれい線・口角のグロースファクター注入)、③シミ治療(メラフェード)を受けられたモニターの方です。
術前・・・元々皮下脂肪が少なめの方です。
6か月後・・・ある程度頬のこけの改善が得られています。
1年1か月後・・・体重が3kg程度増えたとのことで、ふっくらとした印象になり頬のこけがさらに改善しています。
ボリュームを増やす他の治療法としましては、脂肪注入やヒアルロン酸注入があります。
しかし、これらの治療法は、皮下の重みが増すために、皮膚の弾力が低下している方は、多少たるみが悪化する可能性があります。
その他、固体または半固体の注入を行う場合、非常にまれではありますが、血管内に入り、失明や皮膚壊死を起こすという副作用・リスクもあります。