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眉間のシワ【原因と治療法】シワ・たるみ専門クリニックが解説

眉間のシワが気になっていますか?

眉間にシワがあると、怒っていなくても、表情が険しく見られるので、少し損しますよね?

実は、眉間のシワは、適切に治療すれば、きれいになります。

また、ボトックスを定期的に打つのが嫌で、それに替わる1回で長持ちする治療法を探している方も多いのではないでしょうか?

ここでは、ボトックスに代わる治療で、長持ちする「ある方法」についても解説いたします。

 

あと、意外と知られていない事実として、眉間へのヒアルロン酸注入は、他の部位よりも失明が起こる確率が比較的高いという注意点があります。
そちらについても後ほど解説いたします。

ここでは、眉間のシワができる原因と対策・解消法について解説いたします。

こちらをご覧いただき、スッキリとした眉間になられるきっかけになれば幸いです。

眉間のシワができる原因

皺眉筋(すうびきん)の動きでシワができる

眉間の両側には、眉毛の上縁に沿って皺眉筋(すうびきん)と呼ばれる筋肉があります。


この筋肉の収縮により、以下のように眉間にシワが生じます。

 

 

皮膚が薄くなるとできやすくなる

紫外線や加齢によりコラーゲンが減少し、ハリが低下します。(皮膚の老化のメカニズム>>


皮膚が薄くなると、簡単にシワが寄るようになります。
また、何度も動かしているうちにシワが癖になってしまいます。

こちらに対して、簡単にできる対策としては、眉間にも日焼け止めを塗ることやサングラスなどがあります。(紫外線対策について>>

 

眉間のシワが寄りやすくなるのはどんな時?

光がまぶしい時に眉間にシワを寄せることで光を遮る効果があります。

また、考え事、不安・ストレスなどにより皺眉筋が収縮します。
この時の表情は、thinker’s brow(思索家の眉ひそめ)とも呼ばれます。

その他、眼瞼下垂(まぶたが下がった状態)がある場合、それにより目の周りの筋肉が反射的に収縮しますが、それに伴い眉間にシワが寄ることもあります。

 

「眉間にシワを寄せる癖」は、交感神経を刺激する

常にシワを寄せる癖があると、ストレスや不安がなくても、気づいたらシワが寄っていることもあります。
皺眉筋の常に強く収縮し続けていると、ガチガチに固まることもあります。(強直性痙攣)
これは反射的に交感神経を刺激することもあり、肩凝り、頭痛、気分障害、睡眠障害、冷え症、顎関節症などを引き起こすこともあります。

こちらに対して、眉間のシワを引き離すように、眉毛に指を当ててストレッチを行うという簡易的な対策もあります。

 

鼻根部(びこんぶ)は部位として、眉間とは別になる

鼻根部(鼻の根元)に鼻根筋という筋肉があります。
しかめっ面をすると収縮し、眉毛の内側は下に引っ張られます。

 

眉間のシワ治療について

眉間のシワ治療には、おもに以下の3つがあります。

ボトックス

筋肉を麻痺させる治療法です。

効果は、注射後2~3日に現れ、2~3週間で最大となります。

効果の持続期間は3~4か月で、6カ月以内に効果は消失します。

ボトックスは繰り返して行っても特に害はありませんが、まれに抗体ができるため効果が弱くなっていくことがあります。

 

グロースファクター

皮膚のコラーゲンを増やすことで、力を入れていない状態および力を入れた状態の両方で、眉間のシワの改善が期待できます。

ただし、グロースファクターは、ボトックスのように筋肉の動きを抑えるものではないので、動きに制限はありません。

また、ボトックスと比較して、即効性はあまりありません。
しかし効果は何年も持続します。

ボトックスを定期的に受けらてきた方で、「ボトックスを卒業したい」「眉毛やまぶたが重くなるのが嫌だから、ボトックス以外の治療法を受けたい」という方にお勧めです。

 

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、ジェル状のものをシワの下に注入して、シワを持ち上がるという方法です。

筋肉には作用しないので眉間を動かすことはできます。

ヒアルロン酸には様々な製品があり、それぞれ硬さは異なります。

深いシワには固い製品を、浅いシワには軟らかい製品を使用します。

 

眉間のシワ治療にかかる長期的な費用の比較

長期的なコストパフォーマンスを考えると、繰り返しがほとんど不要なグロースファクターがお得です。
10年間の維持費の目安としては、ボトックス20~100万円、ヒアルロン酸50~100万円、グロースファクター15~20万円程度です。

 

危険!眉間へのヒアルロン酸注入は、重大なリスクに注意

ヒアルロン酸を眉間に打つことは控えた方がよいかもしれません。
なぜなら、そこは失明のリスク・危険性が特に高いからです。
失明は、半固形であるヒアルロン酸が血管内に入り、網膜を栄養する血管を閉塞させると起こります。

以下の報告によると、注入治療による失明の約3割は眉間の注射により起こっています。
眉間と目は距離的に近く、血管もつながっているため、リスクが高くなっています。

詳細は「ヒアルロン酸の注意すべき副作用|失明について」をご覧下さい。

 

眉間のシワ治療の比較

以下のように各治療法間でメリットとデメリットがあります。

グロースファクター ボトックス ヒアルロン酸
繰り返し 不要 必要 必要
皮膚のハリ改善 あり なし なし
筋肉の麻痺 なし あり なし

 

眉間のシワは、あまり放置しすぎない方がよい

いったん眉間のシワ寄せの癖ができると、常にシワが寄り続け、徐々に深くなっていきます。
シワが深くなりすぎると、皮膚のコラーゲン線維が壊れ、折れ癖になってしまいます。
そうなると、いざ治療しようとしても、なかなか改善しないことがあります。

そのため、早めの治療がお勧めです。

 

眉間のシワへに対するセルフケア

眉間にテープを貼る方法は効果があるでしょうか?
眉間のシワは力が強いので、寝ている時にシワを寄せる癖がある方は、あまり効果は期待できません。

また、紫外線防止や美容クリーム等は多少予防になる可能性があります。
ただし、長期的に習慣化する必要があり、眉間のシワを消すほどの効果はあいにく期待できません。

その他、眉間の筋肉をストレッチして、リラックスさせることで皺を寄せる癖が出ないように意識することは、試みてもよいかもしれません。

 

よろしければ診断ツールをご利用ください

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