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バセドウ病とは?

 執筆者: 加治佐 卓也
医学博士・形成外科専門医

バセドウ病とは

グレーヴス病とも呼ばれます。

甲状腺が腫れ、甲状腺ホルモンの産生が高まることによる甲状腺機能亢進症が起こる疾患です。

原因

血中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体抗体により甲状腺が刺激されることで起こります。

発生頻度

発生頻度は約0.3%とされます。
15~50歳の女性に多く見られます。

症状

  • 動悸
  • 発汗過多
  • 体重減少
  • 易疲労感
  • 手指振戦
  • 甲状腺腫
  • 眼球突出
  • 基礎代謝亢進

特徴的な検査所見

  • アキレス腱反射亢進
  • 収縮期血圧の上昇
  • コレステロール値の低下
  • アルカリホスファターゼ値の上昇

治療法

以下の治療法があります。

  • 抗甲状腺剤療法
  • 手術放射性ヨード療法
    など

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