グロースファクターによるほうれい線治療をご検討中ですか？
ここでは、ほうれい線のグロースファクター治療について解説いたします。
目次
- グロースファクター注入療法によるほうれい線治療とは？
- ほうれい線のグロースファクターの症例写真
- ほうれい線のグロースファクターの注意点
- シワが元々少ない場合、変化に乏しいように見える
- 元々ほうれい線が目立たない方は、予防効果がメインとなる
- 動かした時のシワはゼロにはならない
- 時間が経ちすぎると、グロースファクター後もシワが残りやすい
- 「頬の脂肪」が厚いと、厚みの影によりほうれい線が残ったように見えやすい
- 頬の脂肪の厚みに左右差がある場合、左右差が残ることもある
- 頬の厚みの左右差がわずかであれば、ほとんど左右差なく仕上がることもある
- 元々シワが深い方は、追加投与が必要になることもある
- 「頬のたるみによるふくみ」そのものは、ほうれい線のグロースファクターでは改善しない
- ほうれい線の内側に見られる「頬のたるみから生じたふくらみ」は、治療後も残ることが多い
- ほうれい線がマリオネットラインとつながっている場合の仕上がりについて
- ほうれい線のグロースファクター後の過ごし方の注意点
- ほうれい線のグロースファクターの副作用・リスク
- よくあるご質問
- グロースファクターの詳細
- あなたのほうれい線が1分で診断できます
- 関連するよくあるご質問
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グロースファクター注入療法によるほうれい線治療とは？
皮膚そのものを若返らせることでシワを改善する注射治療
グロースファクター注入療法によるほうれい線治療では、皮膚そのものを若返らせることでシワを改善します。
次の方は、ほうれい線グロースファクター単独の治療を受けられた方です。
施術前
6か月後・・・ほうれい線部分のシワが、きれいに解消されています。
グロースファクターはどのようにほうれい線に働きかける？
ほうれい線の出現は、頬のたるみと関連があります（詳細はこちら）。
頬がたるんで落ちてくるとともに、ほうれい線の部分のコラーゲンが減っていると、支えきれずにシワができます。
グロースファクターは、注射したところに皮膚のハリを出します。
ほうれい線部位に注射をすると、上からの重みに対する支えができます。
それによりほうれい線のシワが改善します。
なお、頬のグロースファクターとほうれい線のグロースファクターは、部位が別になります。
頬のみを治療してもほうれい線が治ることはありません。
その理由は、頬をグロースファクターで治療しても、ほうれい線への重力による負荷がなくなるわけではないからです。
逆に、法令線は、法令線のグロースファクターのみで改善可能です。（上記の方は、頬のたるみがありますが、法令線のグロースファクターのみを受けられており、頬のグロースファクターは受けられていません。）
ヒアルロン酸との違いは？
ヒアルロン酸は、皮膚の下にゼリー状のものを注入して皮膚を持ち上げることでシワを改善します。
皮膚そのもののハリが改善するわけではありません。
肌質はそのままになります。
そのため、「動かした時にはシワが寄りやすい」という欠点があります。
グロースファクターとヒアルロン酸との違い
ほうれい線のグロースファクターはどこに注射する？
①目の下、②頬、③ほうれい線、④口角です。
ほうれい線のグロースファクターの施術要領は、③の部位のシワに沿って注射を打つことで、その部分にハリが出ます。（グロースファクターの注射範囲の詳細＞＞）
ちなみに、鼻横のくぼみも③に含まれます。（鼻横のくぼみ・シワの詳細≫）
また、「ほうれい線下部にシワがあまりなく、笑った時だけにシワが出る場合」は、笑いジワに沿って、上図③の下部まで注射します。
その場合、真顔の状態では、ほうれい線下部の変化は分かりづらく、笑った時だけ改善する形になります。（ただし、後述の通り、動かした時のシワはゼロにはならないことをご了承下さい。）
シワがあまり深くない場合でも効果がある？
ほうれい線がそれほど深くない方の場合は、①笑った時のシワの改善、②今後の予防効果が期待できます。
詳細は以下をご覧下さい。
【よくあるご質問】現在法令線はそれほど深くないのですが、グロースファクターの効果はありますか？
ほうれい線のグロースファクターの症例写真
40代 女性。施術前/6か月後・・・顔全体のグロースファクター＋メラフェードによるシミ・くすみ対策をされています。
ほうれい線が改善すると見た目が若返ります。
詳細な経過＞＞
40代女性。施術前/7か月後・・・目の下・頬・ほうれい線・口角のグロースファクターを受けられ、メラフェードも使用されています。
全体的に若返った印象になりました。
詳細な経過＞＞
グロースファクターでは、「笑った時のほうれい線のシワ」も改善する
グロースファクターは、皮膚のハリを出す効果があるため、動かした時のシワの改善が得られます。
これは、ヒアルロン酸や脂肪注入と異なるところです。（ヒアルロン酸や脂肪注入では、笑ジワはあまり変わりません）
笑った時の印象も自然です。
ほうれい線のグロースファクターの注意点
ほうれい線のグロースファクターで注意すべき点は以下の通りです。
シワが元々少ない場合、変化に乏しいように見える
力を入れていない状態であまりシワは見られない場合、真顔の状態では変化は一見感じにくいかもしれません。
どちらかと言うと、笑った時に深くならないような効果がメインとなります。
施術前
10か月後
詳細な経過＞＞
施術前
7か月後
詳細な経過＞＞
術前
6か月後
詳細な経過＞＞
術前
６か月後
詳細な経過＞＞
施術前
6か月後
詳細な経過＞＞
元々ほうれい線が目立たない方は、予防効果がメインとなる
シワは笑うたびに深くなります。
そのため早めに治療することで今後の老化防止が期待できます。
つまり、今治療されることで10年後が違います。
【よくあるご質問】グロースファクターは、今やっておけば10年後かなり違いますか？
動かした時のシワはゼロにはならない
笑った時の状態のシワも減ることが多いですが、ボトックスとは違い、筋肉が動かなくなるわけではありません。
そのため、動かした時のシワは完全にゼロにはならず、ある程度残るとお考え下さい。
詳細は、ほうれい線のグロースファクターの症例写真の「笑った時の状態」をご覧下さい。
【よくあるご質問】グロースファクターは、動かした時と動かさない時のどちらのシワに有効ですか？
時間が経ちすぎると、グロースファクター後もシワが残りやすい
一般的に、「折れ癖」ができたところは、シワが残りやすい傾向にあります。
そういった箇所は、皮膚が壊れてしまっているためです。
施術前・・・①グロースファクターによる法令線のシワ治療、②メラフェードによるシミ・くすみ治療を受けられたモニターの方です。
11か月後・・・折れ癖がわずかに残っていますが、比較的きれいな仕上がりです。
詳細な経過＞＞
施術前・・・グロースファクターによるほうれい線治療を受けられたモニターの方です。
比較的くっきりと法令線があります。
頬・口角のグロースファクターも同時に受けられ、さらにメラフェードによるシミ・くすみ治療も開始されました。
1年後・・・ある程度折れ癖が残っていますが、溝は改善されています。
詳細な経過＞＞
施術前・・・法令線のグロースファクター注入療法を受けられたモニターの方です。
頬・口角のグロースファクターおよびメラフェードによるシミ・くすみ治療も同時に受けられています。
6か月後・・・下部に折れ癖が少し残っています。
詳細な経過＞＞
施術前・・・グロースファクターによるほうれい線のシワ治療を受けられモニターの方です。
8か月後・・・追加投与を行っても、折れ癖が比較的明瞭に残っています。
あまり放置しすぎた場合、いざ治療しても仕上がりに限界があります。
詳細な経過＞＞
施術前・・・①ほうれい線と口角のグロースファクター注入療法、②メラフェードによるシミ・くすみ治療を受けられたモニターの方です。
8か月後・・・全体的に折れ癖が残っています。
また、法令線上部は、「頬の厚みの影」の影響で、シワが残っているように見えます。（「頬の厚みの影」については、この後、ご説明いたします。）
詳細な経過＞＞
【よくあるご質問】ほうれい線は放置するとどのように変化していくのでしょうか?
「頬の脂肪」が厚いと、厚みの影によりほうれい線が残ったように見えやすい
「頬の脂肪」に厚みがある方は、その分の影が残りやすい傾向にあります。
逆に厚みが少ない方は、影が少ない分、仕上がりもきれいに見えます。
以下、それぞれの事例になります。
・厚みがある方の例
施術前
4か月後
詳細な経過＞＞
施術前
3年後
詳細な経過＞＞
施術前
2年10ヵ月後
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施術前
8か月後
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・厚みが少ない方の例
施術前
1年1か月後
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施術前
6か月後
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施術前
6か月後
詳細な経過＞＞
施術前
7か月後
詳細な経過＞＞
頬の脂肪の厚みに左右差がある場合、左右差が残ることもある
基本的には左右均等な仕上がりを目指しますが、頬の厚みの左右差が元々大きい方は、ほうれい線の左右差として残ることがあります。
グロースファクターを行っても頬の脂肪の量は変わらないためです。
施術前
６か月後
詳細な経過＞＞
施術前
6か月後
詳細な経過＞＞
術前
6か月後
詳細な経過＞＞
頬の厚みの左右差がわずかであれば、ほとんど左右差なく仕上がることもある
施術前
1年半後
詳細な経過＞＞
元々シワが深い方は、追加投与が必要になることもある
術前・・・①他院様にて脱脂後の修正治療（目の下＋頬のグロースファクター）、②ほうれい線のグロースファクターを受けられた方です。
6か月後・・・この時点で、目の下・頬・ほうれい線に少量追加投与を受けられました。
1年1か月後・・・全体的に改善されています。
詳細な経過＞＞
「頬のたるみによるふくみ」そのものは、ほうれい線のグロースファクターでは改善しない
ほうれい線のグロースファクターで頬のたるみが改善することはありません。
あくまでもほうれい線のみの改善になります。
そのため、ほうれい線の直上の「ふくらみ」が気になられる方は、頬のグロースファクターも同時に受けられることをお勧めいたします。（詳細を見る＞＞）
ただし、症例写真をご覧いただくと、ほうれい線治療後は、落ちくぼんでいたほうれい線部が高くなることにより、相対的に「頬のたるみによるふくみが」軽減されて見えることがあります。
ほうれい線の内側に見られる「頬のたるみから生じたふくらみ」は、治療後も残ることが多い
皮膚のたるみが外側からほうれい線にぶつかってできたふくらみは残る可能性があります。
紫外線や糖質過多、喫煙、ストレスなどにより弾力が低下した方に、このような傾向が見られることが多いです。
矢印はほうれい線の内側にある微妙な隆起部を指しています。
シワが消えても、このふくらみは残ります。
このふくらみは、頬外側のたるみによりものです。
耳の前の皮膚を外側に引っ張ってみると、このふくらみは消えることが多いです。
（ちなみに、まれに、ほうれい線の外側にふくらみがある方もいます。）
ほうれい線がマリオネットラインとつながっている場合の仕上がりについて
マリオネットラインは、口角から下に伸びるアゴの近くのシワのことを言います。
真顔の状態あるいは笑った時にほうれい線がマリオネットラインとつながる方の中には「ほうれい線のみを治療して不自然にならないか？」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げますと、これまで不自然になったという指摘は特にありません。
これは、グロースファクターは液体なので、周囲となじむ性質があるためです。
症例写真をご覧になっていただければ、自然な印象に仕上がっているのがおわかりになると思います。
ちなみに、ほうれい線のグロースファクターでマリオネットラインが改善するということはありません。
マリオネットラインには、口角のグロースファクターが適応となります。
ほうれい線のグロースファクター後の過ごし方の注意点
グロースファクター後の一般的な過ごし方の注意点以外に「3日間しゃべり過ぎ、長電話、笑いすぎを控えていただく」というのがあります。
こちらは、下の方は動きやすいので、水分が移動して型崩れがおき、シワが残る可能性があるためです。
その他の詳細は以下をご覧下さい。
グロースファクター後の過ごし方
鼻の手術をご検討中の方へ
鼻の手術と法令線のグロースファクターは、どちらが先であっても、相互に半年空けていただく必要があります。
ほうれい線のグロースファクターの副作用・リスク
ほうれい線のグロースファクターのリスクで大きなものは特にありませんが、内出血は時々出ることもあるので、注意が必要です。
ただし、マスクで隠せるのと、数日から1週間も経てば消えることも多く、あまり問題にならないと考えます。
【よくあるご質問】ほうれい線のグロースファクターで線状にしこりになることはありますか？＞＞
よくあるご質問
歯科治療はいつから可能ですか？
すぐに可能です。
特に制限はありません。
実際に、これまで当院の治療後すぐに歯科治療を受けられて問題になったことはありません。
現在、歯列矯正中ですが、ほうれい線のグロースファクターは施術可能でしょうか?
可能です。
なお、ご参考までに、歯列矯正で多少シワ・たるみが悪化することがあります。（詳細な説明を見る＞）
しかし、実際はそれほど骨格が変化するわけではないので、急にシワが出るということはありません。
例えば、3㎏くらい痩せて法令線が急に出るということがないのと同じことです。
そもそも、一度グロースファクターで治療されると、今後の予防効果が期待できます。
つまり、骨格や脂肪の量に変化、あるいは加齢や紫外線の影響による皮膚のコラーゲンの減少が起こったとしてもシワが出にくくなります。（詳細な説明を見る＞）
クマ治療後にほうれい線のグロースファクターは間隔は必要ですか？
独立した離れた部位ですので、間隔は不要です。（頬のグロースファクター後とほうれい線のグロースファクターも間隔は不要です。）
参考：よくあるご質問｜グロースファクターはどこから治療すると若返った感じになりますか？＞
グロースファクターの詳細
グロースファクターの詳細
「グロースファクターとはどのようなものか」、「施術の手順」などについての解説です。
グロースファクターの特徴・シワ・たるみへの治療原理
グロースファクターがシワ・たるみにどのように働きかけるかについて解説です。
グロースファクターの効果の出る時期
グロースファクターには即効性はなく、半年かけて徐々に改善していきます。
グロースファクターのシワ・たるみ治療のリスク
グロースファクターは、正しい方法で行えば、大きなリスクはないと考えますが、起こりうる危険性・リスクについては念のためご覧下さい。
グロースファクター前の過ごし方
グロースファクターの治療前に行ってもよいこと、NGなこと、他の治療との間隔などについての解説です。
ヒアルロン酸後のグロースファクターによるシワ治療
グロースファクター施術希望部位にヒアルロン酸を入れたことがおありの方はこちらをご覧下さい。
グロースファクター後の過ごし方
グロースファクター治療後に行ってもよい施術、過ごし方等の注意点についての解説です。
グロースファクター後フォロー
シワ・たるみに対するグロースファクター後に気になる点がありましたら、こちらをご覧下さい。
グロースファクター後の長期経過
当院のグロースファクターは施術後何年も維持されます。
実際の例とともに解説いたします。
あなたのほうれい線が1分で診断できます
質問に答えていくだけで詳しくチェックできます。
関連するよくあるご質問
現在ほうれい線はそれほど深くないのですが、グロースファクターの効果はありますか？
ほうれい線のグロースファクターを受ける上で知っておくべきことはありますか？
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