ほうれい線のグロースファクターで線状に明らかなしこりができたことはこれまでありませんが、光の加減で凹凸に見えたり、表情筋をしこりと勘違いする可能性はあり得ます。しかし、グロースファクターのリスクとして、微妙は段差は起こり得るので、かなり細かい部分まで気になられるようでしたら、ご満足いただけないことがあるかもしれません。
これまでお一人の方から「ほうれい線のグロースファクター後に“みみず腫れ”ができた」と指摘されたことがありました。
しかし、診察室(明るい場所)で拝見したところ、実際は、モニターの方々のようなきれいな仕上がりでした。
元々、口周りにシミ・くすみがおありで、特定の顔の角度と表情(アゴを上げて頬の少し膨らませた状態)で微妙な凹凸が光の加減でほうれい線のごく狭い範囲にわずかに見られましたが、ご本人様も「日常生活では気にならないレベル」と認めていらっしゃいました。
こちらの方は、以前も目の下の治療後の仕上がりについて、たるみによる微妙な頬の凹凸を指摘された方でした(実際は、そのたるみは元々あったものでした)。
ちなみに、こちらの方が「しこり」と言われていたところについては、皮下の筋肉を触れていることによると考えます(こちらは左右対照で同じ場所にありました。
また、ご職業柄、筋肉が発達しているものと考えます。
ちなみに、ほうれい線治療後の皮下のしこり(=皮下の筋肉をしこりと勘違いするパターン)に関しては、他に2名の方に指摘されたことがあります。
いずれも「よく触ると触れる」というもので、皮膚表面のみみず腫れなどではありませんでした。)
また、ほうれい線のうち、通常は上部(鼻横)をしっかり目に施術しますが、そこはしこりは見られませんでした。(もし法令線のグロースファクターでしこりが起こるとしたら、皮膚直下に、上部を中心として全体的にできるはずです。)
特に暗い場所では、口元のシミ・くすみ・毛穴の開きが凹凸に見えやすいため、それも関係しているという状態でした。
その他、こちらの方は、以前、他にも4部位の施術を受けられていますが、いずれの部位にもしこりなどの問題は起こっていません。
凹凸・段差のリスクについては、症例写真をご覧になってもおわかりのように、ほとんどがよく見ないと気にならないレベルだと思います。
しかし、かなり細かい部分まで気になられるようでしたら、ご満足いただけないことがあるかもしれません。
なお、仕上がりの詳細については、症例写真をご覧いただければ幸いです。
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