内出血を最小限に予防するための注意点
内出血は後から出ることもあります
血が出やすい方や止まりにくい方は、施術直後の時点で目立つくらい内出血が出ている方もいらっしゃいます。
施術直後にほとんど出ていなくても、施術後しばらくしてから出ることもあります。
ほとんどが、体が温まったり、走ったり、力を入れた瞬間に出ます。
特に出やすい時期である最初の24時間は、お気を付けください。
内出血の予防のために頭を低くしないように気をつけて下さい
腫れや内出血があるうちは、頭が心臓より低くなるような姿勢は控えてください。
読書やスマホを見るなど、体をまっすぐ起こして座った状態で、顔だけを下に向けるのは問題ありません。
その他、調理やATMの操作など、立った状態で腰を曲げずにお手元の操作をされるのは構いません。
足元に落ちた物を拾う時、靴を並べる時などは、お顔を上げたまま腰を落とせば問題ありません。
日中は、極力横にならずに体を起こしていたほうがよいです。(横になると顔が低くなるため)
その方が水分が重力で早く下に下がるので、腫れが引くのが多少早くなります。
夜お休みになる際も、一番いいのはリクライニングチェアなどで頭を高くされた方がよいです。
あるいはバスタオルなどで枕を高めにするのもよいです。
体が温まらないように、また力を入れないようにしてお過ごし下さい
施術後、最低1週間、さらに腫れや内出血、痛みが残っているうちは、お酒、温泉、サウナ、運動、喫煙・刺激物は控えていただきます。
その他、体が極端に温まらないようにお気をつけ下さい。
つまり、1週間経った後であっても、腫れや内出血が残っている場合は、それらが落ち着くまでは引き続き体が温まらないようにお気を付けいただいた方がよいです。
重い物を持ったり、力んだり、表情を強く出したりといったことも内出血の原因となります。
その他、歌を歌うなど、お顔の血圧が上がるようなことも同様に控えていただくことをお勧めいたします。
特に直後の飲酒は、出血や腫れの原因になりますのでご注意下さい。
内出血のリスクの詳細はこちらをご覧下さい。
もし内出血が出てしまったら
待っていただくしか対処法はありません
内出血が出てしまった場合は、冷やしたり温めたりせずにそのまま様子をみて下さい。
内出血は、軽度であれば、1週間~10日ほどで必ず消えますのでご安心下さい。
ただし、消えるまでの期間には個人差があり、血豆のように溜まった場合(たんこぶのように盛り上がった場合)は、数週間かかることもありえます。
まれですが、場合によっては数か月かかることもありますが、その場合でも必ず最終的には引きますのでご安心下さい。
腫れや内出血の左右差について
内出血や腫れの出方などは左右差があることがあります。
横向きに寝た場合、翌朝、下にしていた方がより腫れていたりすることがあります。(腫れは最終的には引いていきますので、仕上がりへの影響はありません。)
また、塩分が高い食事は、腫れの原因となることがありますので、お気を付けください。
黄色い内出血について
こちらは血液の成分である血漿の色です。
転んですりむいた時などに出る水分と同じものです。
必ず消えていきますのでご安心下さい。
内出血がふくらみになったとしても、数か月かかることもありますが、必ず消えますので、気長に様子を見て下さい
内出血がひどく出た場合、血豆やたんこぶのようにふくらみになることがあります。
しかし、必ず引いていきますので、ご心配のこととは思いますが、様子を見ていただければと思います。
他の治療開始可能時期について
- フォトフェイシャル・レーザートーニング・脱毛などの照射治療、ピーリング、イオン導入、エステ、シミ取りレーザー(YAGレーザー、ルビーレーザー、ピコレーザーなど)、色素レーザー(Vビーム・ダイレーザー)・・・グロースファクター後1か月経てば可能です。
- ヒアルロン酸、PRP、その他の再生医療・・・半年はお控えください。
- ボトックス・・・いつでも施術可能です。
- HIFU(ハイフ)、サーマクールなどの強めの照射治療や糸リフト・・・1か月後より施術自体は可能ですが、当院での治療結果が不明確になる可能性を考え、できれば半年は控えていただくことをお勧めいたします。
- メラフェード・・・グロースファクター注入の翌日からお使いいただけます。(当日のみご使用をお控え下さい)
- 美顔器、お顔のマッサージ・・・1か月後より可能ですが、皮膚の摩擦により黒ずみのリスクがありますので、あまりお勧めいたしません。
- ダーマペン、フラクショナルレーザー、美容鍼・・・半年はお控えください。
- 施術部位を含む領域への糸リフト、脂肪吸引、施術部位の手術・・・半年はお控え下さい。
- 脂肪溶解注射・・・半年はお控え下さい。
- グロースファクター注入部位のホクロ除去・・・半年はお控え下さい
- 電気バリブラシ・・・特に制限はありません。
治療間隔についての補足
グロースファクター施術部位とは完全に異なる部位に対する他の施術でしたら、特に期間を空けていただく必要はありません。(例:当院で目の上のグロースファクター後に、他院様で法令線へのヒアルロン酸注射)
ただし、微妙に隣接する部位でしたら、影響がある場合もありますので、ご注意下さい。
また、半年後にグロースファクターの追加の適応を判定する上で、影響を及ぼすような治療もありますのでご注意下さい。(例:糸リフトなど)
もしご不安でしたら、お問い合わせいただければ、他の施術の可否についてお答えいたします。
結果が出るまでの期間である半年は気長にお待ちください
一度施術を受けられた後は、半年は待っていただくしかありません
グロースファクターの最終結果が出るまで半年かかります。
そのため、半年は待って頂く必要があります。
一度グロースファクターによる治療を受けられた後は、半年間は手の施しようがないとお考え下さい。
「まだ物足りない」と思われることがあっても、後半の3か月で効いてくることもあります。
待っていただくのが大変かもしれませんが、あるいは途中で不安に思われるかもしれませんが、様子を見ていただければと思います。
半年以降のご相談は「お問い合わせ」より
半年以降に気になられる点がありましたら、メールで直接「返信」にて、お写真を3方向(正面+左右斜め45度)送っていただければ、ご返信いたします。
施術後半年以内のご相談も可能ですが、途中経過では「様子を見ていただけますでしょうか?」としかお答えしようがないので、ご了承ください。
施術後の痛み(チクチク感)について
注射の針の刺激で軽度の痛み(チクチク感)が施術後に残ることがあります。
こちらは、徐々に落ち着いていきますので、しばらく様子を見て下さい。
グロースファクター後の過ごし方の注意点
- メイク、日焼け止め、洗顔は1時間後から可能です。
- 当日から入浴も可能です。
- 飲酒・運動・温泉・サウナなどは、前述の通り、内出血のリスクが増えるため1週間控えてください。
- 食事や入浴は通常通りでかまいません。
- お車の運転に関しては、目の上や目の下のグロースファクター後であっても、直後より可能です。
よくあるご質問
グロースファクター後にマスクを付けても大丈夫ですか?
施術直後よりマスクを付けていただいても問題ありません。
これまでマスクが原因で何か問題が起こったことは特にありません。
ストレッチや犬の散歩は行っても大丈夫ですか?
お顔の血圧が上がらない程度ならいずれも問題ありませんが、念のため1週間控えていただくことをお勧めいたします。(何かの拍子に力が入った瞬間に内出血のリスクが全くゼロというわけではありません。)
自転車・電車・新幹線・飛行機は問題ありませんか?
自転車は、力を入れない程度であれば、翌日から大丈夫です。
電車・新幹線・飛行機は、施術当日に乗られてもかまいません。
歯科治療はいつから可能ですか?
すぐに可能です。
特に制限はありません。
実際に、これまで当院の治療後すぐに歯科治療を受けられて問題になったことはありません。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマやお顔のシワ・たるみの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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