目の下のたるみ・クマ・目袋改善のためのマッサージの方法をお探しですか?
実は間違った方法で行うと、たるみや茶クマが悪化する原因となります。
ここでは、それらを回避するマッサージ方法について解説いたします。
この記事を読んでいただくことで、目の下のクマに対して悪影響をおよぼすマッサージ方法を知っていただければ幸いです。
ぜひ参考にしてみて下さい。
目の下のクマへのマッサージで以下の方法を行っていませんか?
突然ですが、以下の方法で目の下のクマに対してマッサージをされていませんか?
✅ゴシゴシ擦るようにリンパマッサージを行っている
✅クリームなどで美容成分が浸透するようにやさしく滑らすせるようにマッサージをしている
✅目の下のたるみを引き上げる形で、外側から皮膚を伸ばすマッサージをしている
✅プロに任せてマッサージをしてもらっている
実はいずれもリスクがあります。
その理由をご説明いたします。
目の下のマッサージが目の下のたるみ・クマに悪影響を与える2つの理由
実は以下の落とし穴があります。
眼輪筋と皮膚の間にある線維組織を伸ばすから
皮膚支帯(retinacula cutis)と呼ばれる線維性の結合組織(コラーゲン組織)が皮膚と眼輪筋との間にあります。
加齢によりその組織内に隙間ができるようになり、目の下の皮膚は下がりやすくなります。
これらの線維組織は、コラーゲン線維でできています。
コラーゲン線維は、力を入れて引っ張ると、伸びてしまします。
そのため、目の下のマッサージを行うのは、目の周りの老化対策としては逆効果になる可能性があります。
目の下のマッサージ方法
これを回避するには、横方向の応力を減らし、できるだけ垂直に押しながら、水分を移動させるとよいです。
1箇所を押した後は、横滑りさせずに、一旦離すのがポイントです。
むくんでいる場合には多少有効である可能性がありますが、水分移動はごく一時的な効果で、一晩経てば元に戻ってしまいます。
摩擦による悪影響を考えると、毎日は行わない方がよいと考えます。
目の下の眼窩部眼輪筋下の脂肪組織(頬の上の方の皮下脂肪)は、suborbicularis oculi fat(SOOF)と呼ばれます。
茶クマが悪化するから
目の下に限らず、お顔の皮膚は擦ることで、色素沈着や肝斑が悪化する恐れがあります。
目の下の色素沈着は茶クマの原因となります。
また、肝斑が悪化すると、頬のたるみやゴルゴ線がひどくなったように見えることがあります。
茶クマの悪化を避けるためには、ハンカチやタオルなどを介して、摩擦が皮膚に直接伝わらないようにするという方法があります。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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