ほうれい線が気になりますか?
ほうれい線が気になると、どうしても口元に自信が持てなくなってしまいますよね。
実は、ほうれい線こそ、正しくその状態を把握してきちんと治療すれば、最も効果的に若返り効果を得られる部位なのです。
現に、当院で最も多い治療希望箇所がほうれい線です。
ここでは、ほうれい線の種類・原因やセルフケア・治療法などについて解説いたします。
ほうれい線がきれいになり、若々しい口元になるきっかけになれば幸いです。
目次
ほうれい線とは?
ほうれい線の種類
当院では、ほうれい線をシワの深さにより以下のように種類分けしています。
はじめは鼻横のくぼみだったものが、徐々にくっきりとしたシワになり、最終的には深いシワに進展していきます。
軽度のほうれい線は「鼻横のくぼみ・シワ」と表現されることが多い
軽度のほうれい線のうち、上の方だけに限局しているものは、「鼻横のシワ」と表現されることがあります。
実は、これには後述の骨格が関与していることが多いです。
ほうれい線はいつからできる?
543名の統計を取った結果、男女ともに40歳ごろから気になり出し、46歳くらいで施術を受けられています。
年代別のほうれい線の特徴は?
※ほうれい線は、何歳になっても治療可能です。
「若いのにほうれい線ができている」という方は以下をご覧下さい。
ほうれい線は放置した場合どのように深くなるか?
ほうれい線を放置すると、①皮膚のコラーゲンが減ることと②繰り返し皮膚が動かされることで、徐々に深くなっていきます。
長期間ほうれい線を放置した結果、深くなってしまった例
未治療例1
5年間の自然の経過です。
頬のたるみとともに、ほうれい線が深くなっています。
未治療例2
7年間未治療だった方の自然の経過です。
【よくあるご質問】法令線は放置するとどのように変化していくのでしょうか?
男性の方の受診の割合は?
当院では、男性の方は2割弱くらいいらっしゃいます。
ほうれい線ができる原因は?
「皮膚の老化」が主な原因
皮膚の主成分はコラーゲンです。
コラーゲンが紫外線や加齢などの影響により減ってくると、頬が重力により落ちてきます。
ほうれい線部の皮膚も薄く弱くなっているので、上からの重みに耐え切れず、シワができます。
頬の脂肪の量・厚みも影響を与える
頬の脂肪の厚みがあると、影ができるます。
そのため、ほうれい線が深く見えてしまう原因になります。
施術名:グロースファクター注入療法
頬のむくみも頬の厚みに影響を与える
頬のむくみに対しては、食事による塩分の調整やマッサージ・表情筋トレーニングにより改善が期待できます。
笑顔の時だけできるほうれい線もある
軽度のほうれい線の場合、真顔ではほとんどシワが見られないこともあります。
えくぼが関係していることもある
ほうれい線近くやほうれい線上にえくぼができることがあります。
ほうれい線と骨格の関係について
矢印付近の骨が低めの場合は、「鼻横のシワ・くぼみ」が出やすくなります。
その他、抜歯により上アゴが小さくなり、法令線が悪化することがあります。
ほうれい線が目立ってしまう・ひどく見える原因とは?
次のような特徴があると、ほうれい線が強調されてしまう原因となります。
左右差がある
ほうれい線の左右非対称性には、以下の”左右差”が影響します。
- 頬の脂肪の厚み
- 皮膚のたるみの程度
- 骨格
- 筋肉の力加減(笑い癖、噛み癖など)
実際には、ほうれい線が「片側だけ目立つ」という場合もあります。
周りに小ジワをともなう
ほうれい線の周りに枝状に小ジワができることがあります。
グロースファクターまたはメラフェードで改善可能です。
枝分かれがある
ほうれい線の周りの小ジワが深くなると、ほうれい線が2本に枝分かれしたようになります。
マリオネットラインとつながる
この場合、ほうれい線とは別にマリオネットラインを治療することで改善可能です。
口横にできる縦ジワ
頬外側からのシワ寄せでできるほうれい線内側のふくらみ
外側にできることもあります。
こちらは、口角のたるみ取り手術が有効です。
自宅でのほうれい線対策は何がオススメか?
保湿でほうれい線を予防できるか?
皮膚の乾燥は小ジワの原因です。
その他、疲労などによっても増えることがあります。
繰り返し動かすことで、小ジワは徐々に深いシワになります。
ほうれい線の乾燥の原因について
ほうれい線の乾燥は、洗い過ぎなどにより起こることが多いです。
ほうれい線の保湿について
実は、保湿のやりすぎは注意が必要です。
その他のご自宅での対策
詳細は以下をご覧下さい。
ほうれい線の基本的な対策>>
ほうれい線ケア>>
美容液>>
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食べ物>>
クリーム>>
ほうれい線治療の比較
以下のような治療法があります。
各治療法の注意点
以下それぞれの注意点があります。
口の中から治療するのはお勧めしない
主に感染のリスクがあります。
詳細は以下をご覧下さい。
お勧めのほうれい線治療は?
当院ではグロースファクター注入療法を受けられる方が多いです。
グロースファクターには、以下のメリットがあります。
- 肌質そのものが改善し、仕上がりが自然
- 笑った時のシワも改善
- 腫れが少ない
- 1回の治療効果が長期維持できる
- 副作用・リスク・危険性が最小限かつ比較的コントロール可能
ヒアルロン酸によるほうれい線治療のデメリット・リスクは?
ヒアルロン酸とグロースファクターの違いは以下の通りです。
・ヒアルロン酸注入の重篤なリスクについて
ヒアルロン酸の注意すべきリスクとして、失明や皮膚の壊死があります。
これは、血管内に誤って注入された場合に起こり得ます。
顔の血管のネットワークにより、ほうれい線への注射でも、目などの離れた部位に症状が出ることもあります。
ほうれい線の上の頬のふくらみへの脂肪溶解注射は有効か?
実は、皮膚の弾力が低下している方の場合、かえってほうれい線が悪化するリスクがあります。
ほうれい線の上の「頬のたるみによるふくらみ」を治療するには?
ほうれい線の上の「頬のたるみによるふくらみ」を治療するのであれば、頬のグロースファクター(場合により目の下も)・ほうれい線のグロースファクターがお勧めです。
上記の方は、「頬のたるみによるふくらみ」が、ほうれい線の上に見られています。
頬とほうれい線の両方の治療を行うことで、「頬のたるみによるふくらみ」が上下に引っ張られて目立たなくなっています。
実際のところ、グロースファクターで伸びた皮膚がキュッと縮まることはほとんどなく、「凹凸感が目立たなくなっている」という状況です。(治療前後を比較していただくと、「頬のたるみによるふくらみ」の高さ自体は、ほとんど変わっていないことがお分かりいただけると思います。)
ちなみに、「頬のグロースファクターのみ」を受けられたとしても、ほうれい線が改善することはありません。(詳細>>)
参考:「グロースファクターのみによる目の下のクマ治療」の症例写真>>
ほうれい線をきれいにしたい方へ
以下をお勧めいたします。
色々試したが、消えない場合は?
その方法が本質的ではないことが考えらえます。
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