20代のあなたは、今ほうれい線でお悩みですか?
ほうれい線があると実年齢よりも老けて見られたり、疲れた印象に見えますよね。
自力で行うケアは効果に限界があるので、美容整形による治療を考えているのではないでしょうか?
しかし、治療法がたくさんありすぎて、どのような方法がよいか迷いますよね?
ここでは、20代でほうれい線でお悩みの方が、1回の治療で長期にわたりいい状態を維持できる方法について解説いたします。
1度の治療で悩みからずっと解放されます。
ちなみに、上のお写真は、20代の方のある治療法のビフォーアフターです。
上述の通り、この治療法を受けていただくと、1回の治療で、長期維持でき、さらに今後の予防にもなります。
つまり、繰り返しが不要です。
どんな治療を受けられたと思いますか?
詳しくは、以下をご覧いただければと思います。
目次
20代の方のほうれい線の特徴は?
平均的なシワの深さ
シワの深さの程度としては、軽度から中等度の方が多いです。(ほうれい線の種類・進行度について>>)
こちらを見ていただいて、表情筋の発達度の違いでは?
と思われるかもしれません。
しかし、上のお写真のお二人の方はともに真顔の状態です。
つまり、筋肉は関係ありません。
「鼻横のくぼみ」
「20代の方のほうれい線」は、実際は、「鼻横のくぼみ」のみであることが多いです。
鼻横のくぼみ・シワは、ほうれい線の一部として治療可能です。
ただし、こちらは頬の厚みの影を見ていることが多いです。
詳細は以下をご覧下さい。
鼻横のシワ、たるみ【マッサージや揉みほぐしでは治らない!】≫
20代の方でほうれい線が目立つ場合、その原因は?
まず、ほうれい線の原因から解説します。
主な原因は、皮膚の主成分であるコラーゲンの減少・劣化です。
頬は、支えを失い、重力とともに下がることで、ほうれい線部分への負荷となります。
すると、上からの重みに耐え切れず、ほうれい線にシワができます。
ほうれい線が20代で深い場合は、「骨格」が影響している
骨格的に鼻横の骨が低い場合にほうれい線が出やすくなります。
小鼻の横のくぼみ・溝が気になられる方は、以下をご覧下さい。
鼻横のシワ、たるみ【マッサージや揉みほぐしでは治らない!】≫
「頬の厚み」により実際よりシワが深く見えることもある
頬の脂肪の厚みによっては、軽度・中等度でも深く見えることがあります。
その理由は、頬の脂肪で影ができるためです。
さらにシワが深く見える要因はこれ!
頬の毛穴が広がっている場合やほうれい線内やその周囲にシミ・くすみがある場合は、ほうれい線がより深く見えることがあります。
特に電車の窓や洗面所の鏡を見た時には、シワが深く見える傾向があります。
これは、暗めの場所では、シミ・くすみ・毛穴の茶色い色が暗いところでは黒に見えるため、ほうれい線の影と重なることで見え方が変わるためです。
このような場合、シミ・くすみ・毛穴に対する美肌治療・肌質改善が有効なことが多いです。
シミとシワの関係【暗い場所でのシミ・くすみの注意点】
20代後半では、皮膚の老化も関係してくる
皮膚の老化は、紫外線のダメージや加齢の影響により、主に真皮のコラーゲンが減少することで起こります。
その他、皮膚の弾力に関係するエラスチンというたんぱく質も機能が低下していきます(変性と言います)。
簡単に言いますと、肌のハリが衰えて、頬の重みでつぶされてできたシワがほうれい線ということになります。
スマホはほうれい線の原因ではない
スマホがほうれい線の原因であるという医学的な証拠はありません。
現に、現在年配の方の昔の写真を見ていただくと、スマホがない時代にもほうれい線は同じように発生していたことがわかると思います。
ダイエットや急激な体重増加でほうれい線が悪化するか?
どちらでもほうれい線悪化の原因となり得ます。
詳細は以下をご覧下さい。
体重の変化が顔に及ぼす影響について【増減でシワは増える?】≫
20代の方におすすめの美容整形的な治療は?
美容整形によるほうれい線の改善方法には様々な方法があるので、迷いますよね?
簡単に分けると、一過性の治療と長持ちする治療があります。
前者の代表例には、ヒアルロン酸があります。
後者の例では、グロースファクターや脂肪注入があります。
グロースファクターとは何か?
元々皮膚にあるたんぱく質の一種です。
注射により皮膚のコラーゲンを増やします。
ほうれい線に注入すると、頬の重みでつぶされたしわを改善します。
ご自身のコラーゲンを増やすので、仕上がりは自然な印象です。
長期的なコストで選んだ時のお勧めは?
当院のグロースファクターは、だいたい1回の治療で長期効果を得ることができます。
長い目で考えると、繰り返しが不要なグロースファクターがお勧めです。
10年間の費用の目安を比較すると、こんなにも違いが出ます。
ほうれい線はどのように改善するか?
グロースファクターは、皮膚のコラーゲンを増やすことで、肌のハリを出します。
ちなみに、ヒアルロン酸は、肌質自体は改善しません。
つまり、笑った時のシワまで改善するかどうかが違います。(笑顔の改善は大事ですよね?)
ヒアルロン酸によるほうれい線治療の最大のリスクとは?
ヒアルロン酸による治療は、繰り返しが必要なこと以外に重大なデメリット・リスクがあります。
最悪な場合、皮膚壊死や失明などのリスク・副作用もまれにあるので、注意が必要です。
特に20代から数十年ヒアルロン酸を続けると、いつか血管が詰まってしまうことがあるかもしれません。
脂肪注入のデメリットは?
まず、動く箇所なので、定着しづらいという点があります。
その他、固体なので、ヒアルロン酸と同様に失明や皮膚壊死のリスクがあります。
小顔治療は注意!その理由とは?
脂肪溶解注射などにより、皮膚があまることで、お顔のシワ・たるみが悪化することがあるので、注意が必要です。
詳細を見る≫
20代の方のほうれい線治療例
グロースファクターによるほうれい線治療を受けられた方です。
こちらの方は、頬の厚みの影があるので、多少シワが残ったように見えています。
グロースファクターの場合は、笑った時のシワも改善される
グロースファクターは、肌質改善にも効果があります。
そのため、笑った時のシワも改善します。
肌質改善効果がないヒアルロン酸や脂肪注入では、笑った時にできるシワに対してはあまり効果的ではありません。
自宅ケアで何とか対策したい方へ
「注射などの美容整形の前に、自力で何とかしたい!」と思っていますか?
でも無駄な方法はしたくないですよね。
ここでは、各種ケア方法について大事なところだけを解説いたします。(詳細をご覧になりたい方は、アンダーラインがある箇所をクリックして下さい。)
最も行うべき対策は紫外線対策
まずはUV対策です。
日焼け止めだけではなく、帽子や日傘なども有効です。
マスクは、白よりも色がある方が有害な光をカットします。
ちなみに、マスクそのものが法令線を悪化させることはありません。
スキンケアには何が有効?
ほうれい線の乾燥自体は、それほどシワの進展に害はありませんが、適度に保湿して小ジワを予防するに越したことはありません。
しかし、実は、洗いすぎによる肌荒れや乾燥にこそ注意が必要です。
ほうれい線に有効とされる市販のクリームや美容液については、ある程度有効とされるもの(レチノールなど)を年単位で塗布する必要があります。
したがって、早めにグロースファクター+メラフェードによる治療を優先させて、あとは食事・運動・睡眠などの生活習慣の改善にフォーカスした方が費用対効果は高いと言えます。(健康にも寄与します。)
ちなみに、ニベアは効果はありません。
また、化粧水による効果も期待できません。
マッサージや表情筋トレーニングは行うべきか?
結論から言うと、あまり努力が報われないことの方が多いと言えます。
ほうれい線のマッサージについては、水分が移動してむくみが取れることで、頬の影が浅くなる効果が一時的ですが、期待できます。
ただし、摩擦による炎症後色素沈着によりかえって影が濃く見えるリスクもあるので、注意が必要です。
ほうれい線のエクササイズについては、「有効性が正しく証明された顔のエクササイズはほとんどない」という事実があります。
EMSやPAOなどの器具によるエクササイズは、リンパの流れが改善して、むくみ改善効果は期待できるかもしれません。
副作用などは特にないと思われますので、根気がある方は続けてみられてもよいと思います。
美顔器については、ほうれい線そのものを改善される効果はなさそうですが、ビタミンCの導入などは予防を目的としても行ってもよいと考えます。
この予防法は意味がある?
よく言われている「老廃物」に関しては、法令線のアンチエイジングを考える上で、運動やサウナなどによる血行改善以外には直接の対処法はあまりないと言えます。
ちなみに、血流が良くなることで、皮膚への栄養が行き渡りやすくなります。
一方、喫煙はその逆で、有害となります。
頭皮のセルフマッサージは、害こそありませんが、法令線への直接的な効果はあまり期待できないと考えます。
オイルなどにより保湿をして潤いを与えて水分の蒸発を防ぐことも、乾燥肌であれば別ですが、あまりやりすぎると、かえって皮膚のターンオーバーを下げるリスクもあります。(ほうれい線の保湿について≫)
その他「姿勢」に気を付けるというのは、ほうれい線改善に対しては、直接的な効果はないと考えます。
お勧めの自宅でのセルフケアは?
まとめると、以下のようになります。
・紫外線防止
・レチノール(またはトレチノイン:ビタミンAの一種)によるスキンケア(メラフェードがお勧めです)
・運動
・睡眠不足を避ける
・ストレスをためない
・正しい食生活(栄養をきちんととる)
ほうれい線を簡単に美しく保つ5つの対策【形成外科専門医が解説】
あと、重要なこととして、「洗いすぎない」というのがあります。
皮膚のバリア機能が壊れて、乾燥ジワが増えることがあるからです。
解決法を見る≫
ほうれい線だけではなく、口まわり全体が気になる場合は?
口もとが広範囲に気になる場合は、それぞれの箇所を一つずつ治療すると改善します。(口元のたるみの詳細≫)
例えば、マリオネットラインも見られる場合は、口角のグロースファクターにより、全体的な見た目年齢が若返ります。
前述の通り、早めのグロースファクターの治療により今後の予防にもなります。
メイクによりカバーしにくい法令線とは?
メイクをした場合、強い光のもとでは正面から見た場合には反射で多少シワを薄く見せることが可能です。
しかし、シワの凹凸がなくなるわけではないので、斜めから見た場合などにシワが見えてしまいます。
特に本当のシワ・溝がほうれい線にある場合は、メイクで隠すにはある程度限界があります。
また、小ジワが多い場合は、ファンデーションが小ジワの中にたまってしまうこともあります。
詳細は以下をご覧下さい。
ほうれい線を化粧でカバー|最適な例と不向きな例【実例で解説】
左右差が気になる方はこちらをご覧下さい
「ほうれい線が片側だけ目立つ」のが気になりますか?
まず、頬の厚みの左右差がその原因として多いです。
その他、笑った時の筋力の左右差も関係しています。
左右差についての詳細は以下をご覧下さい。
ほうれい線が片側だけ目立つ原因と治療法【専門クリニックが解説】
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