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ほうれい線に対して最適な美容液をお探しですか?
結論から言いますと、お勧めなのはレチノール入りのものです。
それでも予防効果がメインとなります。
現在あるシワの改善は難しいと言えます。
その他の美容液の成分は保湿程度の効果しか期待できません。
ここで、最も気を付けるべきことは、保湿しすぎないということです。
それは、皮膚の代謝を落とす可能性があるためです。
その場合、かえって、皮膚の老化につながります。
ここでは、ほうれい線に対する美容液について解説いたします。
ぜひ参考にしてみて下さい。
ほうれい線対策でお勧めの美容液は?
上述の通り、レチノール入りの美容液がお勧めです。
レチノールは、皮膚の代謝を改善します。
それによりシワの進展をおさえる効果があります。
紫外線照射したマウスに8週間(2か月)塗り、シワ改善効果を調べた実験があります。
0.05% レチノールでは、シワ改善効果が認められました。(リンクルショットとほぼ同等くらいの効果)
ただし、0.05%レチノイン酸の方がより効果があります。
もしほうれい線などにしっかりとした効果を期待されるのであれば、メラフェードがよりお勧めです。
こちらは、シミ・くすみ・小ジワ・毛穴に効果がある塗り薬で、0.1%のレチノイン酸が配合されています。
治療前/メラフェード使用後11か月後・・・口元の拡大です。
シワの底にたまったくすみがメラフェードで改善することで、シワがより浅くなったように見えます。
ただし、法令線の深さ自体は変わっていません。
ですが、マリオネットラインとほうれい線の小ジワは多少改善しています。
リンクルショットに関する厚生労働省の審査報告書
ほうれい線に有効なクリームは? | 二子玉川美容外科クリニック
美容液を塗りすぎないほうがよい理由は?
美容液を塗りすぎると、皮膚の代謝が落ちる可能性があります。
レチノールやトレチノインは、皮膚の代謝を改善することで、小ジワを改善させます。
つまり、美容液の塗りすぎは、その逆をやっていることになります。
多少乾燥しているくらいの方が、皮膚の代謝を正しく保つには良いと言われています。
「どうしても乾燥する」場合はどうすればよいか?
乾燥がひどい場合は、洗いすぎが原因のことが多いです。
特に頬の肝斑(頬骨付近のくすみ)がおありの方は、要注意です。
洗顔の際には、「お皿を洗うように」洗うのではなく、「おにぎりを握るように」洗うことがポイントです。
つまり、圧力で洗浄するということです。
横滑りすると、表皮を痛め、水分が蒸発し、肌が乾燥してしまいます。
法令線を含めたお顔全体が乾燥しづらくなります。
実感としては、前顔後のつっぱりがなくなると思います。
ほうれい線の乾燥を防ぐには?【形成外科専門医が解説】
美容液の擦り込みはNG
「美容液を少しでも浸透させたい・・・」
そのお気持ちは大変よく分かります。
しかし、皮膚への摩擦へ、かえってほうれい線が深く見えてしまう原因となります。
「え?!なぜですか?」
その理由は、摩擦により、シミ・くすみが増え、特に暗い場所では、黒い線に見えてしまいます。
それがほうれい線の厚みの影と重なると、実際よりもひどく見えてしまいます。
【形成外科専門医解説】ほうれい線が目立つ7つのパターンとは?
本当に深くなったほうれい線を消すには?
ほうれい線にはっきりとした折り目がある方は、一度グロースファクターで治療をされると、美容液に費やす時間と費用がまるまる浮くことが期待できます。
なぜなら、1回の治療で長期維持できるためです。
また、一度改善した後は、高い美容液は不要になります。
簡単な保湿のみでいい状態を長期維持できます。
グロースファクターによるほうれい線治療を受けられた方です。
施術前/6か月後
詳細な経過>>
施術名:グロースファクター注入療法
ほうれい線治療の詳細は以下をご覧下さい。
【深いほうれい線を消す!】5つのポイントを形成外科専門医が解説
ほうれい線を最小限の手間と費用でリフトアップさせる5つの手順
あなたのほうれい線が1分で診断できます
質問に答えていくだけで詳しくチェックできます。