目の下の脱脂で失敗したり後悔したくないですよね?
当院または他院様で目の下の脱脂などを受けられ、後悔された方の分析と、そこから得られる失敗学について解説いたします。
目の下の脱脂は、1回できれいに仕上げた方が後悔する確率が圧倒的に低くなります。
なぜなら、修正治療は、費用や時間がかかるだけではなく、脂肪の取り残しのリスクが高くなったり、内出血・腫れのダウンタイムが初回手術よりも長くなったりすることが多いからです。
したがって、目の下の治療は、最初の1回できれいに仕上げるのが、最も後悔がありません。
目の下の脱脂で後悔しないためにも、ぜひ参考にして下さい。
ここでは、次のような事例を避けるための方法について解説いたします。
このページの内容
- 目の下の脱脂の後に後悔するパターンとして、①脂肪の取り残し、②くぼんだ、③凹凸ができた方で、他院修正治療のために当院に来られた方がいた。
- その他、当院・他院を問わず、目の下の脱脂後に、①青クマ・茶クマが残った、②シワ・小ジワ・たるみが残った方で修正を要することで、後悔する可能性がある。
- 当院での目の下の脱脂後、後悔するパターンとして、①グロースファクターの効果が出るまでに時間がかかった(結果が出るまで半年かかる)、②内出血・腫れが思ったより長引いた方がいた。
- その他、当院での目の下の脱脂で後悔する稀なパターンとして、①片側のみの治療を希望され、後から修正を要した方、②最初、適応外の治療を希望され、結局、後から脱脂を受けられた方がいた。
目の下の脱脂の修正治療で見られる、後悔するパターンとは?
当院では、他院様で目の下のクマ・たるみ治療を受けられた方の修正治療も行っております。
そのような方々を拝見すると、あるいくつかの共通するパターンが見られます。
また、当院で目の下の治療を受けられた方で、後で修正を要したことで後悔された方もいらっしゃいます。
当院に実際に修正治療を受けられた方々の例などを元に、いくつかの後悔するようなパターンを紹介いたします。
目の下の脱脂後に、脂肪の取り残しの他院修正治療を受けられた方がいた
「脱脂のみ」を受けられた方で見られることが多いです。
脱脂のみだと、脱脂後のくぼみができないように、ふくらみを控えめに取る必要があるために、どうしても後悔あるいは失敗するような結果になる確率が高くなります。
他院様にて脱脂のみを受けられた方の例(詳細な経過>>)
目の下の脱脂で、取り残しを防ぐ方法は?
通常、取り残しは、術中に体を起こしてチェックすることで防げます。
具体的には、意識がある状態で手術をして、途中で体を起こしながら、取りすぎないように、なおかつ取り残しがないように慎重かつ丁寧に手術を進めていくことが重要です。
そのため、当院では、眠る麻酔は使用しません。(目の下の脱脂における麻酔の詳細>>)
上を向いた時と座った状態とでは、目の下の脂肪の位置が変わります。
上を向いたときに、目の下の脂肪は重力により後ろに移動するので、良くなったように見えます。
手術は仰向けの状態で行いますので、必ず体を起こした状態で確認する必要があります。
直後の感じに最終的には仕上がるので、体を起こした状態をきちんと確認すれば、まず後悔や失敗することはないと考えます。
また、当院では他院様の脱脂後のくぼみの修正も行っているくらいなので、まず問題ないかと思います。
よろしければ、以下の記事をご覧下さい。
【よくあるご質問】脱脂のみの場合は、脂肪の取り加減はどのようになるのでしょうか?
目の下の脱脂後に、くぼみ(取りすぎ)に対する修正治療を受けられた方がいた
当院でも目の下のくぼみが元々深い方では、まれに脱脂後のわずかなくぼみが見られることもありますが、グロースファクターの追加で対処可能です。
そのため、追加が可能な術後半年後くらいまでは、後悔とまではいかなくても、ご不安に思われることがあるかもしれません。
その他、他院様で脱脂のみで目の下のクマ・たるみを治療した場合などで目の下のくぼみが残り、当院に修正に来られる方がいらっしゃいます。
あるいは脂肪注入を行い、定着しなかった場合にも目の下のくぼみが起こりえます。
他院様にて脱脂+脂肪注入を受けられた方の例(詳細な経過>>)
脂肪注入後の涙袋の下のくぼみについて
涙袋の立ち上がりのところは皮膚が薄く、そこは脂肪注入では凹凸が出やすい場所なので、手付かずになることが多いです。
その場合、涙袋直下にくぼみが残り、後悔する結果になる可能性があります。
「アゴを上げた時に目の下がえぐれる」症状について
脱脂+脂肪注入後の方で、アゴを上げた時に目の下がえぐれて見える症状が出たという方の修正を行ったことが当院では数件あります。
ただし、これは子供でも見られることがあります。
そのため、これは後悔するほどのことではないかもしれません。
もし修正するとしたら、ピンポイントで涙袋直下に注入すると解消できることが多いです。
目の下の脱脂後のくぼみの3つの解決方法
目の下の脱脂後に、凹凸(取りすぎ+取り残し)に対する修正治療を受けられた方がいた
脂肪の取りすぎ+取り残しがあると、凹凸が残り、後悔する結果になります。
他院様にて脱脂のみを受けられた方の例(詳細な経過>>)
凹凸が生じるパターンとは
脱脂を不均一に行った場合に、凹凸が生じます。
特に、皮膚が薄い方で目立ちやすいです。
ヒアルロン酸や脂肪注入が不均一注入されている場合にも凹凸が見られることがあります。
青クマ・茶クマが残った方がいた
目の下の脱脂のみだと、黒クマ・赤クマは治せますが、青クマ・茶クマは残ってしまうため、きれいな印象にはなりません。
そのため、脱脂のみを行うと、後悔することがあり得ます。
青クマは、静脈が透けて見えるために起こります。
茶クマの原因は、シミ・くすみです。
青クマ・茶クマが残る例は、他院修正治療で来られる方々の中にも見られることもありますが、当院の脱脂後の方にも時々見られます。
青クマは、静脈の色ですが、静脈自体はなくならずに、残るため、多少は透けて見えてしまうためです。
ただし、当院で青クマが残ったために後悔されたという方はいらっしゃいません。
グロースファクターで透けて見えづらくなり、気にならないレベルになるためです。
他院様にて脱脂のみを受けられた方の例(詳細な経過>>)
青クマ・茶クマは、特に暗い場所でくぼんで見える原因となる
青クマやシミ・くすみがあると、暗い場所でくぼんで見えている原因となることが多いです。
また、シミ・くすみがあるだけでも、それ自体が線やくぼみのように見えたり、元々あるシワが深く見えることがあります。
特に暗い部屋で蛍光灯の下で鏡を見ると、光の加減でそうなりやすいので、注意が必要です。
また、小ジワがあると、シミ・くすみの密度が上がり、余計に濃く見えます。
これを事前に知っておかないと、仕上がりを暗いところで見た時に後悔することになる可能性があります。
目の下の脱脂後にシワ・小ジワ・たるみが残った方がいた
元々それほどなかったシワ・小ジワ・たるみが脱脂術後に出ることがあり得ます。
特に、50代以上の方、紫外線を多く浴びてこられた方は、脱脂後のシワ小ジワ・たるみリスクが高いです。
そのようなリスクが高い方は、グロースファクターのみによる「手術しないクマ治療(本当の切らない目の下のたるみ取り)」あるいは「控えめに脱脂+目の下・頬のグロースファクター」をお勧めいたします。
リスクが高い方が、無理をしてしっかり目の下の脱脂を行うと、術後のシワ・たるみで後悔する結果になる可能性があります。
脱脂後の目の下のシワ【事前に予測する方法と予防法・解消法】
グロースファクターの効果が出るまで思ったよりも時間がかかり、途中で一瞬後悔された方がいた
グロースファクターの最終結果が出るまで約半年程度かかります。
実際は、脱脂後1週間~1か月後の経過写真を見ていただくとお分かりのように、早い時期にきれいになっている方も多いです。
しかし、時間がかかることもあるので、途中で不安になられる方もいらっしゃいます。
基本的には半年は待っていただくことをご了承ください。
次の方は、結果が出るまでの間で、一瞬後悔されたとお手紙に書かれていました。(ページ下に実際の直筆のお手紙があります)
経結膜脱脂と顔全体のグロースファクターによるたるみ治療をされたモニターの方です。
詳細な経過>>
脱脂術後の内出血が目立ったり、腫れが引くまでの時間が思ったより長く、後悔された方がいた
脱経結膜脱脂法は、手術なので、注射のみよりも腫れや内出血によるダウンタイムを考慮する必要があります。
グロースファクターのみですと、腫れはほとんどなく、内出血のリスクも経結膜脱脂よりは低いです。(グロースファクターのみのダウンタイムの詳細>>)
片側のみの治療を希望され、後から修正を要した方がいた
左右違う治療をすると、きちんとやっていない側が後で気になって後悔されることが多いです。
少なくとも数年後にはそうなってくることが考えられます。
実は、グロースファクターは1回で仕上げるのがベストで、2回に分けると、実際にそれで問題になったことはないのですが、どうしても重複や打ち漏れが出る可能性が出てきます。
そういう意味でも1回で仕上げるのがベストだと考えます。
実際に、左右異なる治療を希望され、後で逆側が気になられたという例を何件か経験しています。
30代女性 目の下のクマ他院修正治療 3年3ヵ月後の経過
そういう方々を後から振り返ってみると、やはり最初から両側の治療をお勧めすべきであったと感じています。
結論から言いますと、左右同時に同じにように治療をした方が、1回ですみ、またバランスも取りやすいです。
ただし、どうしてもとおっしゃる場合は、ご希望に沿って、左右違う治療を行うことも可能です。
最初、適応外の治療を希望され、結局、後から脱脂を受けられた方がいた
目の下のクマの治療法に関して、手術する方法としない方法の2つがあります。
脱脂+グロースファクターを受けられた方がよりすっきりとした印象になると考えられる場合もありますが、グロースファクターのみでも治療可能なパターンもあります。
ただし、グロースファクターのみでの治療で注意点は以下の2つあります。
- 目の下の脂肪が中等度以上の方は、目の下+頬の2か所を治療しないと不完全な仕上がりになる
- 赤みが強い方は、脱脂をしないと不完全な仕上がりになる
次の方は、目の下の脂肪の量が中等度で、赤みが強い方です。
手術をお勧めしましたが、当院にて顔全体のグロースファクターを受けられました。
しかし、赤みが残ったため、結局、後から脱脂を受けられています。
当院初診時の状態(詳細な経過>>)
次の方も目の下の赤みと中等度の脂肪がある方です。
手術または目の下・頬のグロースファクターをお勧めしましたが、目の下のみのグロースファクターを希望されました。
術後に赤みとふくらみが残ったため、後から脱脂を受けられました。
目の下の脂肪の量が中等度の場合、目の下+頬のグロースファクターの適応がありますが、目の下のみだと不十分な結果になります。
適応外の治療は、後悔することになりやすいので、お勧めしない
適応外の治療を選択するケースを選ばれる方は実際は非常にまれです。
もしどうしてもという理由があったとしても、失敗・後悔する結果や修正が必要になることになる確率が高いため、お勧めいたしません。
ヒアルロン酸注入のみの治療で後悔するパターンとは?
以下の場合はヒアルロン酸注入は向いていません。
- 目の下のくぼみの範囲が広い場合
- 目の下のたるみ・ふくらみ(黒クマ)がひどい場合
また、浅く入れすぎたり量を多く入れると、青白く見えることがあります。
その他、ヒアルロン酸注入では失明や皮膚壊死のリスクについて注意する必要があります。
グロースファクターのみの治療でも、後悔しないきれいな仕上がりが期待できる
当院では、現在は、1:2の割合で、グロースファクターのみの治療を選択される方が多いです。
手術なしでも、きれいに凹凸感を解消できていることがほとんどです。 (症例写真>>)
また、1回仕上がった後は、長期維持されます。
もし後になって脂肪によるふくらみが気になられる場合は、後から脱脂を追加することも可能です。
しかし、実際はそのようなことはまずありません。
通常は、後から何か気になることがあれば、グロースファクターの追加等で対処可能なことがほとんどです。
しかし、それも実際はほとんどなく、一度仕上がった方は、ずっといい状態を維持されています。
グロースファクターでふくらみすぎ・しこりになり後悔したり失敗することはないか?
グロースファクターで膨らみ過ぎやしこりになり失敗することで失敗・後悔することがあるのではとお考えでしょうか?
当院のグロースファクターは、適切な方法で行う限り、再現性のある結果を出せることが分かっています。
つまり、狙った範囲のみをちょうどよい感じに仕上がるノウハウ・技術の蓄積があります。
これまで177年以上にわたる実績があり、周りのものや身内にも行っているくらい結果がコントロールできるものになっています。
これは、薬剤そのものだけではなく注射方法にも大きく左右されます。
(当院のグロースファクターの特徴の詳細>>)
実際に当院で治療を受けられた方々の症例写真などを見ていただくと、ちょっとした仕上げとしての追加治療やわずかな修正治療を受けられた方はいらっしゃいますが、大きな失敗と言えるような結果はほとんど見られないと思います。
これは、目の下のクマ治療専門あるいは顔のシワ・たるみ治療専門として、お顔の若返り治療に専念していることと、ノウハウや技術を海外の文献を用いた情報収集や学会発表を通して継続的に行っているためだと考えます。
関連するよくあるご質問
脱脂後のグロースファクターで失敗した場合はどうすればいいのですか?
洗面所や電車の窓に映る顔のシワやクマが深く見え、ゾッとするのはなぜでしょうか?
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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