目の下の紫クマが気になりますか?
紫クマは、赤クマと青クマの混合タイプのクマです。
ここでは、紫クマの実際の画像をもとに、特徴と治療法について解説いたします。
ぜひ参考にしてみて下さい。
ここでは、次のような疑問にお答えいたします。
もし改善できるとしたら、どのくらいの期間維持されますか?
あとはダウンタイムなどはどれくらいになりますか?』
いい対処法などありましたら、教えて頂きたいと思います。』
紫クマと黒クマと色素沈着があります。
化粧しても全然隠せません。
どのような対処法がありますか?』
効果的な治し方はありますか?
クマ用のクリームとかは、効果がありますでしょうか?』
目次
紫クマの特徴
紫クマは、目の下の「下まぶた」が紫色に見えることが特徴です。
紫色になるのは、だいたい「下まぶた」に限局されることが多いです。
一方、頬は皮膚が厚いため、紫色に透けて見えることは稀です。
紫クマの原因
紫クマは、赤クマと青クマが同時に目の下に存在することが原因です。
赤+青=紫
であるためです。
つまり、赤クマと赤クマの混合タイプです。
では次に、紫クマの原因である、赤クマと青クマを詳しく解説いたします。
紫クマの原因1. 赤クマ
赤クマは、目の下の脂肪が飛び出してくることで、目の周りの筋肉(眼輪筋)を圧迫することが原因です。
ちなみに、その解消法は、目の下の脂肪による圧迫を解除することです。
圧力を解除する方法としては、まぶたの裏から目の下の脂肪を取る経結膜脱脂法があります。
紫クマの原因2. 青クマ
青クマは、皮膚の下にある静脈が透けて見えることが原因です。
青クマは疲労や消耗性疾患、貧血、むくみなどで悪化します。
紫クマは赤クマの有無に大きく左右される
青クマはたいていの人に見られる
たいていの方は、よく見ると、多かれ少なかれ、目の下の静脈が青く透けて見えていると思います。
特に肌の色が白い方は透けて見えやすいです。
また、疲労や寝不足により青クマは濃くなります。
したがって、紫クマになるかどうかは、「赤クマの有無」に大きく左右されます。
赤クマがある場合は、黒クマもある場合がほとんど
赤クマの詳細をご覧いただければおわかりになる通り、赤クマがある方は、目の下のふくらみ・脂肪が多めのことが多いです。
さらに、目の下の脂肪が多いと、目の下には黒クマ(影クマ)がある場合がほとんどです。
それにより、目の下のクマがひどく見えてしまいます。
目の下のたるみがひどく見える8つの原因と各解消法
色によるクマの見分け方は?
さて、ここで、「自分の目の下のクマの色をどうやって見分けたらよいのか?」と疑問に思われたのではないでしょうか?
目の下のクマの種類は、色によりいくつかの種類に分けられます。
また、ふくらみや凹凸の種類により以下のように分類されます。
「色によるクマの種類の見分け方」についての詳細は以下をご覧下さい。
目の下のクマの種類はどの色?【画像を使った簡単な見分け方】
紫クマの治療法
紫クマの治療法としては、赤クマと青クマ両方の治療を行うことが必要です。
治療法としては、手術による方法と注射のみによる方法があります。
手術による紫クマ治療法
つまり、脱脂+グロースファクターにより改善できます。
注射のみによる紫クマ治療法
グロースファクター注入療法のみ(手術しない目の下のクマ治療)でも、皮膚が厚くなることで、赤クマ・青クマともに改善できます。
その原理は、色が透けて見えづらなることによります。
ただし、赤み(赤クマ)が強い場合は、経結膜脱脂法を行った方が確実です。
どれくらい効果は維持される?
治療後、どれくらいいい状態が維持できるのかが気になりますよね?
一度脱脂やグロースファクターにより改善した後は、効果は長期維持されます。
詳細は以下をご覧下さい。
グロースファクター後の長期経過(どれくらい長持ちするか)について>>
紫クマの治療例
手術による紫クマ治療例
脱脂+グロースファクター、ほうれい線のグロースファクター、シミ治療(ケミカルピーリング +SR+ご自宅でメラフェード)による治療を受けられています。
詳細な経過>>
施術名:経結膜脱脂+グロースファクター
経結膜脱脂+グロースファクター、目の上のグロースファクターを受けられています。
詳細な経過>>
施術名:経結膜脱脂+グロースファクター
注射のみによる紫クマ治療例
目の下・頬のグロースファクターを受けられています。
詳細な経過>>
施術名:グロースファクター注入療法
他院様で目の下の脱脂のみを受けられ、その後当院で目の下のグロースファクターによる修正治療を受けられた方です。
こちらの方はグロースファクターのみによる治療で皮膚が厚くなることで目の下の紫クマが緩和されています。
なお、どちらの写真もメイクありの状態です。
詳細な経過>>
施術名:グロースファクター注入療法
紫クマのセルフケアで有効な方法は?
結論から申し上げますと、紫クマを「改善」あるいは「緩和」させるほどの効果が期待できる自力でできる対処法はありません。
目の下のクマのセルフケアについての詳細は以下をご覧下さい。
【自宅で治す】目の下のクマ・たるみのセルフケア・予防法を解説
ビタミンCのアイクリームやサプリでクマは改善できる?【文献で検証】
【黒クマ (影クマ)・目の下のたるみ対策】自力で行う方法
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
次をクリックしていただくと、セルフチェックのページに移動します。
関連記事
赤クマの原因・解消法・自力対策【目の下の専門クリニックが解説】
青クマの原因・治療・自力ケアについて【形成外科専門医が解説】
黒クマ | 特徴と原因、見分け方、ご自分でできる対策と治し方
茶クマについて【画像・原因・自宅ケア・治療法を専門医が解説】
目の下のたるみ・クマ治療の実例と結果を出すための3ステップ