あなたは、今、次のようなことで悩んでいませんか?
あなたは、これまで、口元のたるみを解消しようとして、表情筋トレーニングを試されたことがあるかもしれません。
しかし、残念ながら表情筋を鍛えるだけでは永続的に口元のたるみ・もたつきを解消するのは難しいです。
例えば、口輪筋などの表情筋を鍛えても、皮膚自体が若返るわけではありません。
また、表情筋自体は加齢によって縮むことはほとんどありません。
また、加齢により筋肉が衰えることがありそうに思えますが、ご高齢の方でも表情筋はそれなりに動いています。
もし効果があるとしたら、リンパの流れを改善して、むくみをすっきりとさせる効果のみしか期待できません。
これは、マッサージも同様です。
市販の美顔器では、効果が弱目に作られているため、口元のたるみ改善は難しいと言えます。
医療用の照射治療ですら、口元は改善しにくい場所だからです。
はい。
マリオネットラインができる場所は、お顔の一番下に位置するため、最も上からの重みを受けます。
そのため、お顔の中でも、上の方ほど治りやすく、下は逆に治りづらい傾向があります。
しっかりと口元のたるみを長期的に治す根本治療が少ない中で、お勧めの治療があります。
それは!
皮膚のコラーゲンを増やし、肌のハリを改善する効果があります。
また、腫れがほとんどないのが特長です。
「グロースファクター注入療法」による口元のたるみの改善例です。
施術名:グロースファクター注入療法
グロースファクターは、肌の若返り効果があります。
そのため、早めに治療すれば、比較的きれいに治り、また今後の予防にもなります。
ここでは、口元のたるみの特徴と分類、治療法について解説いたします。
こちらを読んでいただき、より若々しい口元になられる上でのご参考になれば幸いです。
目次
口元のたるみが起こる場所
以下のような症状に困っていませんか?
- ほうれい線・・・頬中央の皮膚の重みによって鼻の横から口角にかけてシワができます。
- マリオネットライン・・・頬外側の皮膚の重みによって口角から下にシワができます。
- 口元のもたつき・フェイスライン・・・頬外側の皮膚が落ちて、口周りにたまることで生じます。
- 口周りの小ジワ・・・皮膚の浅いところにある表皮が紫外線などの影響により浮いてくることで起こります。
- 鼻下の縦ジワ・・・表皮が浮いてくることや、コラーゲンが減少することで、小ジワあるいはシワが生じます。
シワは、厳密にはたるみとは別なものですが、たるみの結果としてシワが起こることも多く、表裏一体の関係にあります。
また、シワとたるみに共通する根本的な原因は、紫外線や皮膚の加齢により皮膚のコラーゲンが減少することです。
また、口周りのたるみから派生する症状としては、以下も見られることがあります。
- アゴのシワ・・・特にアゴがシャープな方は、アゴの中央に横ジワが生じやすいです。
口元のたるみの種類
頬の外側の皮膚が外側に落ちるか、内側に落ちるかにより、マリオネットラインができやすいか、フェイスラインのたるみが起こりやすいかが異なります。
口元のたるみの画像
皮膚のコラーゲン減少の結果、さまざまな口元の変化が起こります。
ここでは、口元に起こる様々な症状の画像を紹介いたします。
マリオネットライン
口角から延びるシワです。
口元のシワで最も典型的な症状です。
次の方は、マリオネットラインとほうれい線がほとんどつながっている状態になっています。
口横の縦ジワ(口元の横の皮膚が薄くなった状態)
皮膚のコラーゲンが減ると、口元を動かした時にシワが寄りやすくなります。
その原因は、口元の横の皮膚が伸び、弾力が低下するためです。
口元の横のシワは、繰り返し動かすうちに固定されることがあります。
そうなると、口元を動かさなくても口横に線が常にある状態になってしまいます。
また、シワを放置しすぎると、いざ治療しても折れ癖として残ることがあります。
そのため、早めに口元の治療されることをお勧めいたします。
また、口元の横の皮膚の弾力低下により、伸びた皮膚が内側に押し寄せることで、ほうれい線の内側(まれに外側)にふくらみができることがあります。
ほうれい線治療を行っても、それは残ることがあります。
アゴのシワ
「アゴがシャープな方」は、頬外側の皮膚の重みで、アゴの皮膚がつぶされやすくなっています。
余った皮膚が下に重力で下がってきます。
それがアゴに外側からかぶさるためです。
重みにより、アゴに横線が入ります。
初期の症状は、うっすらとした横方向のくぼみから始まることが多いです。
施術名:グロースファクター注入療法
口元のたるみの原因
ここでは、口元のたるみがおこる原因について解説いたします。
口元のたるみの主な原因は、皮膚の老化(コラーゲンの減少)です。
他にも以下の原因があります。
また、歯列矯正や抜歯も口元のたるみの原因になり得ます。
<歯列矯正により1年1か月でマリオネットラインが少し深くなった例>
その他、体脂肪増加や急激なダイエット、脂肪溶解注射、脂肪吸引も口元のたるみの原因となります。
また、皮膚の老化の原因として紫外線以外に、喫煙があります。
喫煙は、口で吸うだけあって、口元のたるみに大きく影響を与えます。
口元のたるみの見え方に影響を及ぼす要因
以下があると、マリオネットラインがより悪化したように見えることがあります。
小ジワ
- シミ・くすみ
- 毛穴の開き
特に暗い場所では、口元のマリオネットラインが深くなったように見えがちなので、注意が必要です。
上記に関しては、上記とは別に、メラフェードのような、シミ・くすみ・小ジワに同時に効く治療により解決できます。
口元のたるみの整形による改善方法について
口元のたるみ治療は色々ありますが、どの治療法でもよいのでしょうか?
実は、一過性の治療、例えばたるみ用のレーザーや糸リフトは、効果は一時的だったりします。
そのため、治療の選択が重要です。
口元のたるみに有効な治療法の比較
口元のたるみの治療法としては、以下があります。
これらの治療法を、メリット・デメリット・腫れ具合で比較すると以下のような結果になります。
上記より、①腫れにくく、②ネックになるようなデメリットがない、③効果が期待できる治療法ということで、当院では、グロースファクター注入療法を受けられる方が最も多いです。
年代別の口周りのたるみ改善の方針
年代別の口元のたるみ改善の方針は以下の通りです。
口元のたるみが生じてしまった場合、ほとんどの場合、グロースファクター注入療法で改善できることが多いです。
ただし、シワが深い方は、追加治療が必要なことがあります。
それでも、1回良くなった後は繰り返しは不要なことがほとんどです。
しかも、追加治療は1回のみであることがほとんどです。
実際のところ、切って縫う治療であるたるみ取り手術(フェイスリフト)は、当院では滅多に行っていません。
【よくあるご質問】グロースファクター注入で、口元のたるみも解消できるでしょうか?≫
口元のたるみを自力で予防するケアについて
無駄なケア方法、効果があるケア方法とは?
「何とか自力でケアできないか?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、下記の方法は、試してもそれほどデメリットはないと考えます。
- 口元たるみ用の解消グッズ
- 口元たるみ改善のトレーニング
- 口元のたるみをペットボトルで解消
たしかに皮膚と表情筋はある程度つながっているので、表情筋を収縮させることで、多少は口元の皮膚もリフトアップしそうですよね?
しかし、実際は、医学的にきちんと証明されている顔の表情筋トレーニングはほとんどないため、効果は限定的なものがほとんどだとお考え下さい。
また、表情筋を鍛えるとしても場合も、最低数か月ないし年単位で継続する必要があります。
止めると元に戻るので、注意が必要です。
お勧めしないケア方法
以下の方法はあまりお勧めしません。
- 口元たるみ用の美顔器
なぜなら、それほどコラーゲンが増えるような家庭用機器はないためです。
もしコラーゲンが増える効果があれば、やりすぎにより皮膚が重くなり、かえって口元のマリオネットラインなどが悪化するリスクがあります。
また、皮膚への接触により色素沈着が起こり、くすみによりたるみが悪化したように見えるリスクもゼロではありません。
マッサージが口元のたるみケアとしてお勧めできない理由は?
その他、マッサージもあまりお勧めいたしません。
マッサージでコラーゲンが増えるということはなく、水分移動はごく一時的な効果だからです。
それよりも、摩擦によるくすみ増悪のリスクというデメリットが勝ると考えます。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたのお顔のシワ・たるみの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
次をクリックしていただくと、セルフチェックのページに移動します。
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