黒クマ(影クマ)がひどいことでお悩みですか?
ここでは、「黒クマがひどい」という方の5つの要因とその解決策について解説いたします。
ぜひ参考にしてみ下さい。
ここでは、次のようなお悩みにお答えいたします。
黒クマがひどく見える原因1. 頬のくぼみ
頬のくぼみがあると、目の下の影が増して、黒クマが増して見えます。
頬のくぼみの原因は以下があります。
皮膚のたるみ
皮膚のコラーゲンが減少して、支えを失い、下に落ちることで頬のくぼみが起こります。
頬のくぼみが深くなると、ゴルゴ線になります。
頬のくぼみが目の下のくぼみとつながると、黒クマがひどくなったように見えます。
頬のたるみ・ゴルゴ線【形成外科専門医が解説】
皮下脂肪や骨の萎縮
年々皮下組織や骨は減少していくため、一般的に、年々頬は低くなる傾向にあります。
目の下の脂肪にストップをかけている骨が低くなると、目の下のたるみ・黒クマはひどくなっていきます。
さらに頬が低くなると、頬のくぼみも目立ち、黒クマがよりひどく見える原因となります。
頬の脂肪が多いと、黒クマが目立たなくなることがある
皮下脂肪が多いと、頬のくぼみだけではなく、黒クマも目立たなくなることがあります。
しかし、そういった方が、何かの拍子で急に痩せると、頬のくぼみと目の下の黒クマが出ることがあります。
目の下のクマ・たるみと骨格の関係性【画像でわかりやすく解説】
生まれつき頬中央の骨が低い
こちらは遺伝によるものです。
骨の高さが低いと、次の方の赤で囲った部位のように、頬が低くなり、黒クマおよび目の下のたるみが目立ちやすくなります。
その場合は、頬のグロースファクターを行うと、頬がリフトアップします。
目の下のみの治療よりも、目の下と頬を治療した方が、目の下の黒クマがさらに改善した印象になります。
施術名:経結膜脱脂+グロースファクター
施術名:グロースファクター注入療法
黒クマがひどく見える原因2. 茶クマ・赤クマ・青クマ
目の下に黒クマ以外に以下のクマがあると、黒クマがひどく見える原因となります。
その理由は、暗めの色が重なるためです。
赤クマ
目の下の脂肪が眼輪筋を圧迫することにより目の下が赤く見えている状態。脱脂により改善。
青クマ
皮膚の下のうっ血した静脈が透けて見えている状態。グロースファクターにより皮膚が厚くなることで改善。
疲労やむくみにより悪化する。
茶クマ
皮膚のシミ・くすみによるもの。メラフェードなどで改善。
例えば、次の方々は、ともに黒クマが同程度見られ、茶クマもともにあります。
赤クマは、左の方>右の方と違いがあります。
左側の方が、赤クマが濃い分、目の下の黒クマがよりひどく見えます。
黒クマがひどく見える原因3. 暗めの部屋で上からの照明
暗い場所では、前述の赤クマ・青クマ・茶クマ以外に小ジワが黒く見えるため、黒クマがひどく見える原因となります。
特に、暗い部屋で上からの照明のもとで見ると、ふくらみの下の影が濃くなるため、黒クマがよりひどく見えてしまいます。
黒クマ以外のクマの判別方法としては、屋外で3方向(正面+斜め45度)から写真を撮ると分かりやすいです。
シミとシワの関係【暗い場所でのシミ・くすみの注意点】
黒クマがひどい場合の解決策
頬のくぼみ・たるみがある方
目の下のグロースファクターまたは脱脂以外に頬のグロースファクターも行うことで、改善度が増します。
茶クマ・赤クマ・青クマがある方
茶クマ
メラフェードを併用することで、シミ・くすみ・小ジワの改善が得られます。
赤クマ
グロースファクターのみの治療ではなく、脱脂を選択すると確実に赤みが取れます。
青クマ
脱脂+グロースファクターあるいはグロースファクターのみのいずれでも改善します。
また、睡眠をしっかりとり、塩分を控えることも重要です。
暗めの部屋で上からの照明で黒クマがひどく見える場合
前述の通り、暗めの場所では、本来の状態とは違う姿が写るため、お写真は撮らない方がよいです。
また、電車の窓やエレベーターの鏡も同様です。
びっくりすることがありますが、本来の姿ではないので、ご安心下さい。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたの目の下のたるみ・クマの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
次をクリックしていただくと、セルフチェックのページに移動します。
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